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Justice Breaker  作者: 狼狽 騒
第四章
148/292

エピローグ 01

 撤退。


 その言葉は重い言葉だった。


 今まで快進撃を続けていた。

 勝ちしか知らなかった。

 負けなど思いもしなかった。


 ――しかし。


 アドアニア国での戦闘。

 交渉の前に唐突に始まった戦闘。

 急襲されたとはいえ、戦闘力トップクラスが全員参戦していた戦闘。


 にも関わらず、撤退した。

 しかも相手の主力を何一つ撃破できていない状態である。


 成果も何もない。

 あるのは痛みと、主力の負傷のみ。


 言い訳のしようがない。


 この戦闘。

 それは『正義の(Justice)破壊者(Breaker)』の初めての――敗戦だった。

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