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01 プロローグ
01
「この人殺し!」
嫌だよ...
「お前のせいでっ!」
もう嫌...
「死ねばいいのに...。」
誰か...誰か助けて...。
あっ、お母さん!
お母さん、助けて!!
...お母さん?
「あんたなんて、産むんじゃなかった。」
嫌、いや...
いやああああああああああああ
02
「あああああ!!!」
ジリリリと不快な電子音が耳元で7:30を知らせる。
「ハァ...ハァ...。」
また、夢か...。
いつもの、夢か。
夢での憂さを晴らすかのように目覚まし時計のボタンを叩く。
ベットから勢いよく飛び上がり、窓際のカーテンをシャッと開ける。
いい天気だ。
空模様一つない、曇天だ。
そして、大きく伸びをして、1人呟く。
「今日という日を、生きていく。」
今日も、1日が始まる。
死神の私の、1日が始まる。
初めて小説に挑戦しました。
拙い文すぎて内容入ってこなかったり入ってきたりすると思いますが、これからも書き続けるのでよろしくお願いします。