猫の回想 名前
「我輩は猫である。名前はまだない。」
一週間経ったのにまだ名前は無いの。ちょっと怠慢じゃなくね?
という訳で、家族会議なんだって。おかーたん曰く「あんたの猫なんだからあんたが付けなさいよ」ということで~お兄ちゃんが付けることになりました。お兄ちゃんは一応考えていたみたいですぐに決まったんだ。『ストレイキャット』 迷子猫っていう意味なんだって。まぁ意味とかどうでも良いんだけどさぁ舌を噛みそう。と思ったら......
父と母:「言いにくいー。絶対に無理ー。舌を噛むー。」兄:「俺には無理。名前なんか思い付かない。」という訳で、アレイキャットに変更。意味は野良猫なんだって。若干一名「トムキャットが良いよ」って主張してたけど、「女の子じゃないから駄目」「トムって感じじゃないよ」って無視されてた。ナムナム ちなみにトムキャットっていうのは、『お転婆』っていう意味なんだって。
でもやっぱり『アレイ』って名前も言いにくいってことでまたしても改名の憂き目に(T-T)
そして、とうとうおかーたんの天の声が......
「『猫』か『ぬこ』かどっちかにしなさい!」という訳で『猫』になりました。名前が決まるまで二週間も掛かるなんて( ´Д`) この期に及んでもまだ「トム~」って言ってる人がいたのは......まぁそっとしておこうか。因みにその人は当分の間『猫』じゃなくて『魔王』って僕のことを呼んでたの。失礼しちゃうよね。4ヶ月位の仔猫がイタズラなのは当たり前じゃない!
前に書いたけど、名前の由来は小説から。お魚好きで泳ぐのが得意な犬の名前を貰ったの。その所為でか行動が犬っぽいんだ。ご飯はちゃんとお座りして待つし、獲物もちゃんと取って来る。でも立派に猫だからね。そこんとこ よ ろ し く!