あなたの背中
夢の中でも素直になれないで
ただあの人の背中を追い越そうとだけ考えていた
本当は隣に並んで歩きたいくせして 天邪鬼なわたし
誰にも愚痴ることもできないで
自分を苛むものの正体を見失って
好きな気持ちを邪魔するように憎らしさが溢れ出て来る
どうしようもない気持ち
はやく忘れてしまいたいと そっぽを向くけど その度にまた振り返ってしまうのは
あなたの背中
忘れたいのにと駆け出したのにいつの間にか追いかけているのは
あなたの背中
いつか気が狂うほどあなたのことを想って泣いて 次の朝には笑って会いたいから