表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Lunatic  作者: コンテナ店子
第二部前編
99/216

第98話

 唇を締め付けたままに肩を落っことしている私は瞼も同じようにしながらもそこは閉じないようにした状態のまま一歩ずつ足を動かしていく。それから、廃屋の敷地のすぐ横を歩いた後、その陰から施設の姿が見えていた途端、またため息が出る。でも、それから足を止めて歯を噛みしめるみたいなポーズをしてると、そのまま目を閉じていきそうなほどに瞼を閉じるみたいにしそうになるけれど、数秒間それでいようとも考えてなかったのに、すぐに小刻みに足を動かしながら後ろに振り返る。


 そっちにいる杏は私の少し後ろの方を歩いていて私のさっきまでいた場所を通り過ぎる時もほとんどその進めるペースを変えないでいた。それも、左足が地面とぶつかっているタイミングで機械が揺れるみたいな高い音が一瞬だけ聞こえるみたいな気がして。顎を押し付けながらその様子をじっと見つめた。


でも、むこうは私のすぐ横まで来ても腕を動かそうとするペースが一切変わらないから、結局胸辺りに両方の手を当てるようにしてその進行を止めようとする。そうすると、その瞬間に両方の手を前と後ろにそれぞれ出しているみたいにしたままにその場で体の動きを止めている杏は足も片足を前へと出したままになっている物の、こっちの力を込めた手のひらでその体が揺れることは一切ない。


「杏、行こう」


 目尻が落っこちそうになったタイミングで何度も手のひらで頬を叩くみたいにしてから唇同士へと力を込めながら歯も強く噛みしめて肩を前後に振るみたいにして歩き出した。一歩ずつ足を踏みしめるたびに音が鳴るのを感じている間、周囲の音はほとんど気にならなくて。そのままに顎に力を加えてた。


 でも、それも施設の入り口にあるカーゲートの鍵が壊れてるのに気づいて、鍵を差し込もうとした手はそのままに息を吸い込んで。瞼も大きく開けるみたいにする。


 そこを開けて小走りでそっちに近づこうとすると、もう数秒もしなうちにその中へと入って靴を自分の場所へと投げ入れてから上履きもいつもよりも少し前の方へと投げる。


 それから数歩前のめりになりながら進んで行こうとしたタイミングで、杏の靴を入れ替えるために元来た道へと戻ることになった。でも、足を止めるための動作で体が少し腰の辺りで曲がってしまって。起こすのと一緒に少しだけ顔を左右に振った。




 杏が後ろを歩いているのを感じながらリビングへと入っていくと、自分と近い側にある壁を指のお腹だけでわずかに触れるみたいにしながら歩いていくけど、視線をそっちに向けて数歩歩いてたけど、そこと触れ合って滑る音を感じながら進むことになる。


 でも、視線を横へと顔は下に向けたまま目だけを向けるみたいにして部屋の中心辺りを見ようとしたところで、目が大きくなるのを感じて。口からわずかな声を出しながらそっちへと向けて体をまっすぐにするみたいにしつつ、一歩だけ前へと足を出すみたいにしながら歯を噛みしめるみたいにする。


 その一方でそっちで先生の横で座ってたシャドは全く動かないままになっている物の、あの時と全く同じ黄色い歯をこっちへと見せつけるみたいにしていて、それを見ていた両方の手を握り締めながらその様子をただただにらみつけようとしていたのに。私たちの間に立ち上がった先生の体が現れた。


「おっ、お前……」


 そこに両方の膝の上に両方の手首を乗っけてる敵の姿に気づいた途端、先生の横を片手を着きながら膝をまっすぐに伸ばしたまま足の横を滑らせるみたいにして敵に突撃、そのまま敵のすぐ横にまで行くとその首元に手を持っていこうとした。でも、そのままいこうとしたのに、こっちの手首に先生の手が掴まれているせいで止まってしまう。


 その姿勢のまま私は何度も何度も口で息を繰り返しながら肩も激しく動かし続けてたけど、それに対して敵も敵で一度だけ膝をわずかに持ち上げてその音を椅子でも起こしているままにしていたら、お尻を座面に対して斜めに立てるみたいな恰好のままじっとしていて私はそれを髪の毛の向こう側からじっと見つめる体勢になる。


 一方で、向こうは数秒間半場に立ったままにいたけれど、それから机に手をいたまま足で椅子を押し込んで完全に立ち上がった。それから、視線を首だけで動かすみたいにして、こっちに背中だけを見せつけるみたいなポーズのまま、じっと見続けてきてて。そっち側はこの部屋の照明から見て後ろ側だったせいもあり、その体はほとんどがわずかに黒くなっている影になっていた。


 そして、それは薄い緑色の病衣が薄汚れているままになっているのも全く同じである。腕の周りを覆っている袖が非常にサイズが大きいい物を身にまとっているような形になっているせいで、その中の体がほとんど見えていない上に内側のは胴体側の布とぶつかり合っているようである。


「木月、流那……! お前ぇ……!」


 そのゆっくりとする低い声を聴いた途端に両方の手を強く握りしめるようにしながら歯を噛みしめるけど、それから髪の毛に手を当てるみたいにしてわずかに息を吐いて。それと同じタイミングで平の中央に電気がたまってしまっているのを感じたら、それから自分の指の隙間にもそれが入り込むのを感じる。


 でも、向こうは少しずつこっちに顔を向けてくるみたいにしてきてて。その瞬間、そのおでこに取り付けられたスマホの姿が見えた瞬間、私の方から腕を前に出して肘と反対側の手で自分の顔で隠すみたいにしながら中腰になる。


 でも、それに対して向こうは一切動こうとしないでいて。先生に向けてわずかな声を出そうとするけれど、それに対して向こうは私の方を立ったままただただ見下ろしてくるだけだった。


「全部、悪いのはお前の方だ」


 その瞬間、私は腕の中で目を大きく開けるけど、その瞬間向こうの方から足をこっちへと伸ばしてきてて。それに気づいた途端もう私は自分の顔を覆うみたいに両方の手をそこでクロスさせる。


 でも、それに対して向こうは膝の辺りを蹴ってくるだけで、それでこっちの体が動くことはないけど、それで片方の目を閉じるみたいに強く力を籠めそうになるけどそれも少しの間だけのことで。それから杏の横を見ながらそいつはこの部屋から去ろうとしていた。


「先生、こいつは……」


 言葉の最初だけを上げながらそっちをみて、それからわずかな声を出すこっちに対して先生はただただ見下ろしているだけだった。それから、向こうは一度ため息をついてから椅子に座って近くにあったクリアファイルを手に取ると、そのまま左側の手でおでこの辺りに当てた手から伸びる肘を机の上に立てる。


 それのせいでその表情は見えなくなってしまっていた。一方私は部屋の外へと消えていくシャドの姿を息もできないままにじっと見つめていたけれど、その天然パーマで爆発してしまっている髪の毛を見ながら上唇を下のに押し込む。


 それから、だんだんとそれの体が作り上げている影が前側から後ろ側へと変化しこっちからわずかに見えている通路のところにしかできていないのを見つめていると、眉の辺りをひそめるみたいに小さく動かすくらいしかすることはなかった。


「だから、不良ごっこをするなら好きにしていいけど、その責任はあなたは取れないってこと、忘れないでくれない?」


 まっすぐ立っている私は先生が声を発してからしばらく経った後に、顔をこっちへと一切見せないままにただただペン回しをしながらプリントへ視線を向けている後頭部をこっちへと見せていた。


 向こうから視線を逸らすけど、杏の方を一瞬だけ見た後はまた違う場所を見るみたいにしてて。そうしたらスマホを縦向きで置いたままに長いテーブルの端でスマホを弄っている星田さんがしばらく画面を見ているようにしていたと思ったけれど、私の視線に気づいたのか鼻から息を吐きながら口を横へと伸ばすみたいにして、こっちを一瞬だけ見た後、また視線を落っことすみたいにしてた。

読了ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ