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Lunatic  作者: コンテナ店子
第三部後編
205/216

第204話

 私のすぐ目の前でずっと背中を丸める感じのままただただ座ったままにしてる倉敷さんの様子を見下ろすみたいにしている間、そっち側の背広はずっと私の点滅するくらいの感じで周囲へと電気を放ち続けてる光だけで照らされ続けてて。それを口を閉じたまま見つめ続けた結果、上瞼だけを落としたままただただ見つめ続けてる。その間も、そっちはずっと私の体の紫色と夜の闇の黒色が交じり合っているようで、しかし、それに対してこっちの体は目を見下ろすようにしている間、そっちの外して手に持ったままの眼鏡に私の体がずっと上半身の制服姿だけがずっと照らされ続けるようになっていて。一方で、顔の方は暗い夜の中に交じり合っている。そして、相手はずっとその様子を見ているかのようであった。


 また、私は目尻の両方を落っことしながら眉も同じようにしてて。それに対して両腕を落っことしながら口の上側を下ので覆い潰すようにしたまま喉を強く締め付けるままずっと正面を見続けるかのようにしてるだけにして。その間、こっちは一切動かないで、影になっているせいで全く動いてない私の本体を見続けてる。そっちは正面にある体のせいで、ずっと影になったままただただずっと顔を頭側を前にする感じで白髪の髪の毛を正面に向ける感じでずっとまっすぐに向かうまま顔を地面とくっつけるみたいにしてた。


 一方で、今も霊体として相手の真後ろでまっすぐにしてる意識がある私は、ただただ敵の様子を見下ろしてる様子から、自分の体へと向けるみたいにすると、電気で光っている部分がずっと透けて反対側がうっすらと見えそうになってて。それ以外の部分も制服を着た形は残っている物の、体からは雲のような形で煙が左右へと渦を巻きながら外に出て行っているせいで正確な形を描かないで外へと広がるのをそのまま一切変えないまま出しているようで。体になっている部分と煙になっている部分、そして、周囲の暗い夜の闇の3つの境界線がかなりわかりにくいままになっていた。


 そんな中で、ずっとじっとしてた倉敷さんが自分の方から動き出して、そのまま両方の足と手の勢いを利用して前に走り出そうとしてるのに気づく。その上、向こうは頭を前に出すような姿勢で一度それを下げるかのようにしているのをだんだんと上げるようにしてるのも私は見ることになった。


 でも、こっちは声を出しながら口を開けてそっちへと手を出そうとするけれど、その瞬間に一歩だけ出したタイミングで相手の太ももと同じ距離くらいにまで着たタイミングで前のめりになったままにしてたのを、ずっと止まったまま目線を左右に向けて。前に出してた片方の手をそのままに口を紡いだままにしてたら、相手はいつの間にか立ち上がってそのまま正面に走りだしてるのに気づいて。そっちに手を出しながら私は大きな声を出すけど、でも、それで向こうは一切止まることなく闇の中へと消えて行きそうになってて。私は霊体のまま体を前のめりにして進みだした。


「待ってくれ!」


 相手の背中がまた見えるようになるまでほんの一瞬の時間もかからないでたどり着いて。そのまま体を正面に向けたまま手を両方の腕をほんのちょっとだけ折り曲げて握った両方の手を後ろに下げるみたいにしたまま大きな声を出して体を前のめりにするみたいにしたけど、一方で足が地面に触れる感覚はない。


 でも、こっちのアクションに対して倉敷さんは一度足を止める物の、また顔を横の斜め下に向けながらいるのをずっとそのままにしてるだけで。両方のこぶしを握り締めている姿をこっちに向けていて。辺りの光は相変わらず私の手の光だけだったせいで、その影は一線に正面へとずっと伸びたままになってる。一方で、私は唇をずっとくっつけたままそれを横へと伸ばす感じにしたまま目線を横へと伸ばすも、それに対して辺りではずっと遠くからわずかに聞こえて来る何かがはじける音だけで。それに対してどちらも視線を向けるみたいに。でも、足を動かすことは一切なかった。


 数回息を吸ってから、私は一度だけ息を吸うけど、それだけで終わらずまら強く目を絞って、髪の毛を勢いよく振る感じにしてから息を吐いて両方の手に力を入れてから顔を上に向けて。続けて自分の血だらけになってる体の方へと視線を向けると、その瞬間に私の体にどっといきなり鉛のような重みが入り込むと一緒に、地面に転がっている細かい砂の痛みを実感して。それからわずかに指だけを動かしながら小さな喉を鳴らすような声を出すと、その瞬間相手は振り返っているまま声を出してた。


「何を、企んでいる」


 一度、ゆっくりと音を1つずつ出す感じで進めているままにして話し出す倉敷さんは、それが一旦切れた後も、ゆっくりと一文字ずつ慎重に話している物の、抑揚をいつも以上にしっかりと出してて。片方の手の肘を私の方へと向けるままにしてるまま数歩こっちから遠ざかる感じで後ろに下がっていく。


 それから目線を横へと逸らすけど、一方で私は何とか両方の手を使って地面から立ち上がろうとする物の、固まった血が崩れそうになっているのを感じながら脂汗が落っことしていくのを感じて。両方の手を床から離すとそのままそこのバランスが崩れて。それから肩を片方の壁へと預けるようにしながら何度も呼吸を繰り返して相手のことを腫れた皮膚でつぶれそうになってる目から見つめるままにしてた。


「そんなの、私もわからない」


 最初は早口目に出て行ったその声を私もすぐに出すみたいにしてたけど、でも、それの後にしばらく静かになっていた中で、私は息を吸ったり吐いたりする音だけを感じ取って。でも、その後に、また遠くから聞こえて来る大きな音に気づいてまた体をまっすぐに立たせるために動かそうとするけど、でも、肩を寄せてた右側の手を下におっことしたままそっち側の肘にもう片方の手のひらをくっつけるままにしてて。さらに、そっち側の肩を落っことして目を正面の方へと向ける。一方で、そっちの方にはただ暗い夜の闇が続いてるだけだった。


 ただ、まっすぐに立っていられるのはほんの数秒だけで、すぐに足のバランスが崩れるとまた両方の膝をくっつけると地面へと崩れ落ちて。顔を前に向けてただただ私はまっすぐに顔を前へと向けて。そんな中で、唾液と血の動きを感じながらそこから言葉を発する。


「クラリッサは、最後のジェダイ見てたか」


 最初の言葉をなんどもなんども出す感じに気づいたらなってしまって。それのせいでこっちの口は震えると同じく何度も出すみたいになるけど、でも、その間に辺りからは何も音がしなくて。それに続いて出た音が思った以上に大きくなってしまったせいで、そのまま何度も繰り返し声が出てしまったのを一切変えない。でも、一度止めた後は、出来るだけいつもと同じような形にする。


 一方で、そっちでずっと倉敷さんは動かないでずっと正面の何もない暗くなってる、東雲やハンがいると思う方を見てるだけにしてる。でも、そう思った次の瞬間、向こうは両方の手を握り締めたままわずかな歯ぎしりと喉の音をこっちの方へと聞かせてくるような気がして。それに気づいた私もわずかに息を吸いながら眉毛と目を持ち上げながら出来る限り肉眼で相手のことを見ようとするけど、その瞬間にまた顔にきつい痛みが湧いてきて元通りになってしまって。でも、それでも私はあきらめずにそっちの方を見ようとする。


「そんなこと、私が知ってるわけないだろ」


 激しい動きと共に私へと振り返りながら、大きく声を出す向こうは、髪の毛に合わせて片方の腕も振るいながらいて。それを見た瞬間、私はほんのちょっとだけ息を吐きながら相手の方を見つめ続ける。もちろん、その音を自分でも聞きながら、小さな声を続けて出して。一方で、向こうは今もずっと固まってた髪の毛を乱したのを戻すように指を動かすせいか、顔の表情も手で隠れてしまって私からは見えないままになっていた。


 それが離れるよりも先に、私は体をまた電気に分解して相手を通り越しながらハンや東雲がいる方へと飛び出し、角を曲がってから床へと落っことして。そのまま数回滑るけど、その瞬間に体へと一気に魔力を循環させることで素早く体を起き上がらせる。それから、数回だけ口で呼吸する音を自分にも聞かせたら、両方の腕を全力で振りながら顔も下へと向けた状態で、全速力で正面へと向けて走り出した。

読了ありがとうございます。

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