第160話
明日はコミケに行くので更新はなしです。
当日は東Z09-bにいます。
もしコミケに参加する方がいたらよろしくお願いします。
私がずっと出しっぱなしにしてたシャワーで篭りきってた湯気がいまだ辺りを覆っている中で何度瞬きしても消えない北川さんは、私と顔を数秒間合わせてから目と口を横に伸ばすままにやっと笑う感じにして鼻から息を吐く。それで、頬がこっちにほんの少しだけだけど膨らむのを一切隠さないままにしてて。相手の様子を見るままにしている間なのもあって、その口から洩れている呼吸で体がわずかに前後へと動いているのがずっと視線で追い続けることになる。
一方で、北川さんの方も私をじっと見たまま何もしない感じで同じようにしてて。こっちの視界のほとんどを埋め尽くす感じでいるけど、私の体には汗かシャワーの跡か、さっき浴び続けた雨の残りかわからない水滴がずっと上から下へと落っこちるのを繰り返している。それの中にはこっちの体や髪の毛にぶら下がる感じで引っかかってきて、それのせいで数秒間ずっとそこにいるままになっていた。
それに対して、北川さんはそれがほとんどなくて濡れてるのは今もお風呂の床と触れ合ったままにしてる足だけにしてる。そっち側は膝とつま先だけをそこと触れ合わせる感じにしてるのもあって脛の部分は浮かせてて。そんな様子を私は口を小さく開けるままにしてみてたら、いきなり顎のところに何かが当たると、向こうの曲げた人差し指だったのに気づいて息を吸った後だった。
「腰抜けってさぁ……」
目線を左右に動かしながらいるその目は少し大きめに開いたままになってて。それに対して開いてた口は限界まで小さくなってるのに対して、向こうが出してきた声はかなりゆっくりとドロッとした感じを一切隠さないままにしてる。しかも、それだけじゃなくて、下の瞼を上に持ち上げたながら上側も同じ感じに。
最後の音もほとんど消えるか消えないかくらいにギリギリにしながら持ち上げて行ってる。一方私は、顎を下から上に力を込める感じにしたままにしているのに対して、辺りからは何も音がしないままになってて。それは私の体から水滴が落っこちて行くようになっていた後も同じ。
さらに、シャワーをさっきまでずっと流したままにしてたせいもあってか、辺りはずっと湯気が出続けているような形になり続けている上に、その温かい感覚を味わっている間目の前のずっと膨らんだ頬が赤くなってる様子をずっと見つめるままになってた。
「処女?」
さっきのかなりゆっくり目に話してるのよりはさらっとした感じで行ってるけど、その声を聞いた途端に喉を閉めるまま脇も同じ感じにしたまま目を大きくして、右側に顔事視線を持っていって行ってると、下の唇を上に押し付けるままにしてる。
それと一緒に背筋をまっすぐにしてるせいでそこが後ろの壁と一切触れ合わないままになってて、自然とそうしてるせいか、正面を見て気づいたら北川さんと顔がかなり近い位置に行ってるのもあって、生暖かい息を感じたタイミングでまたもう一度視線を横に戻す。
一方で、向こうはそんなこっちのリアクションに気づいた途端に笑う声を出しながら勢いよく体を後ろに戻してわざと尻もちをつく感じにしてた。それから、私は自身の体の中でも意識して胸元と性器を隠すみたいに両方の膝を自分の両方の腕で抱えるままに。
「女とも?」
片足を倒したままもう片方の膝を上に向けて。そのまま同じ側の肘をそこに乗っけたままにして口を横へと広げる感じにしてる北川さんは背筋を少しだけ曲げる感じでまた笑うような声を出しながらこっちに声をかけてきてるのを聞く。
でも、私は体育座りをしたまま限界まで膝を自分の側に寄せてその上に顎を乗っけるままにしたかったけど、それから少しして鼻の上に乗っける感じにすると一緒に目線をまた自分のしわがいくつも出来上がる感じになってるのを一切隠さないままになってる様子を見る感じになる。それはほとんど日差しに当たらないせいで白くなっているままになっているせいもあるけど、でも、周囲の靄の中に隠れることはない。
一方で、北川さんの様子も全く同じようになっていて。確かにこっちから一度離れてから少し見えにくくなってるみたいになっている部分はあるけどその両方の手の上に軽く頬を乗っけつつ肘を落っことして足と平行にするままこっちの方を見てきてて、目はそこで確かに細くなってた。
「しなよ? セックス。どっちでも、めっちゃ気持ちいから」
体を左右に揺らすまま話してるその声を私に向けて行ってきてるのを私も聞くけど、それに対してこっちはただただ同じようにしたまま口をまっすぐに紡いでる。それのせいもあって、周囲からはまた音が聞こえなくなったし、それはこの風呂場の外も一緒。外にいた時はずっと聞こえてた低い音も何も聞こえなくなっていた。
しばらくの間それをずっと感じてる間、私はずっとこの部屋の端の方へとただただ視線を向けるだけにしてるけど、それに対してカビの黒くなっている様子以外ではずっと同じ形をしてる四角が並んでいるだけでほとんどそれ以外で見えるようになってる場所なんかどこにもなくて。湯気の濃さだけが変化させるようになってるだけだった。
「そんな気分じゃない」
何とか出した声はほんの少しだけ出たけど、最初にちょっとだけ出た後すぐに止まってしまい、その間の数秒間もただただじっと喉の間で呼吸が通る感覚すらしないままになってて。目線を斜め下へと落っことしたままにしてた。
さらに、言葉が続いたのはほとんど抑揚をつけないまま余計に小さくなるのを一切隠さないままにしてて、目尻を落っことしたまま唇同士をくっつける。一方で、北川さんはずっと同じ声を数秒間出し続ける感じのまま引き戸の方へと体を押し付けるまま後頭部の上の方をそっちにくっつけることで上を見てた。
しばらくずっとそんな感じのままいたけど、息を口から声を出しながら戻す様子に対して、それから両方の足を落っことして胡坐を組む感じのポーズにしてさっきよりも体を前のめりにする。
「気分だったらするんだ」
外側に向けて頬を膨らますのを、両方の口を使ってしてるその表情に対してこっちは瞼を一度落っことす感じのまま目線を自分の太ももの先端辺りに合わせていることで、向こうは視界からいなくなったけど、ずっと気配は感じたまま。
でも、北川さんは「よし」とだけいうままに足を上げてこっちに性器やお尻を一切隠さないまま足を上げて湯船の中に入ると、真ん中よりもつま先側に持っていくみたいな位置で膝を折り曲げて息を出しながら両方の腕を伸ばす感じに。そのまま握りこぶしを上へと向けてるまま首も伸ばしてるのに対して、私は少しだけスライドしながら部屋の隅っこに体を持っていくと、少しだけぬるぬるしてる感じをそこで味わう。
「楽しみにしてるね」
お湯を飛ばす音を手たながら湯舟の上に両方の腕を乗っけたままいる顔を傾けてるそっちの姿を見ている間、私は顔は壁の方へと向けながらも目線だけそっちに向けてて。また斜め下へと顔の向きを戻す。両方の手で反対側の二の腕を掴んだままにしてる体勢で瞼を落っことすみたいにしてると、冷たい水滴がそこに溜まって一個ずつ落っこちてきてるのを自分でも感じてる。そして、それが何個かたまったタイミングで勢いよく指の坂を流れ始めて爪のところまで行ったところでも一切止まらないまま流れて行ってた。
一方で、お風呂の向こう、脱衣所もなく直接キッチンへとつながってる部屋の所から、低くて口の中で響き渡ってる声が聞こえた途端、北川さんがその男の人の名前を呼びながら勢いよく湯船から足を出して飛び出して行ったら、それに習うように水滴が一斉に飛び出して私にもかかるけど、それで濡れた場所は元々自分で浴びてたシャワーや汗と交じり合うだけで。結局どれがどれなのかわからなくなってる。
でも、その間私はずっとずっと同じまま体に膝を限界まで近づけるようにしたまま唇を強く締め付けてて。目も上の瞼を下ろしてるせいで視界もかなり狭くなってるけど、引き戸を勢いよく北川さんが開けてから戻す感じにしてたせいで、少しだけ開いてるのに気づいたら、それで見える前を開けてる水色のぐるぐるした模様が描いてる、金髪と黒のツーブロックの男の人の首に抱き着いてる。
その姿を見てる間、北川さんが自身の胸を腹筋が割れてる体にこすりつけてるのに対して、そっちの人も景気良い音を立てるまま尻をその跡が出来るくらい揉みしだいてて。それに対してされた側もずっと猫なで声みたいな声で話している。
一方で私は目隠しがしてある透明な場所に体をなるたけ近づけることで、そこを滴ってる温かさを完全に失った冷たい水滴を味わいながら、銀色のサッシに両方の手をくっつけながら片方の目だけをそこに押し付ける感じにしてるけど、向こう側は小さな電気が付いているだけのせいか、日焼けして小麦色になってる体と火照った赤い体は黒い影の中に交じり合う感じになってて。そのまま前者の方が近くにあった机の上にその筋肉質な尻を乗っける。
それから、さっきの猫なで声とは明らかに鋭さも高さも全然違う高い声がした途端、引き戸の持ち手に力を込めて閉めるも、それは動作がもう終わった後に気づいてしまったせいで腕をまっすぐに伸ばしながら大きな音がした後にはっとしてしまう。しかし、背筋を伸ばしている間、私はサッシのこっち側の手の平を当てたままにしてるけど、そのまま口を紡いだままにしてる。
でも、ドアの向こう側からはさっきと同じ声がずっと聞こえ続けてるのを一切隠さないままにしてて。顔を下に向けてるけど、わずかな隅っこの方だけで2人がいる様子を足の方だけでこっちにも見えるみたいになってて。それに対して私はただただ水を吸って重くなった髪の毛が落っこちてきてる物の、それで音は何もしないままだった。
読了ありがとうございます。




