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魔王さま、働いてください!!  作者: 沢山 綱政
第0章 案内人
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00話 〜プロローグ〜

 どうも、はじめまして沢山 綱政です。

 初めて書いたのでおかしいところがあるかもしれません。

 よろしくお願いします!


 ※大幅に変更したプロローグになります。

 人々は神や天使、勇者や悪魔に憧れを抱くものだろうか?

 そうなれたら楽だ。自由だ。楽しい。絶対に安全など考えている人が多いのだろうか?

 俺はこう思っている。

 一般人の方が楽で自由、楽しくて安全で楽だ。

 あれ? 楽を2回も言ってしまったな。


 色々すっ飛ばして結論を言おう。

 この世界の現在の魔王は愚か者でバカでマヌケで人に頼ってばかりのアホだ。


 あと、バカとアホって同じ意味らしいな。


 これからご覧いただくのはそんな魔王の日常や問題だ。


        ♪ ♪ ♪


 俺の名前はバロン。正確に言えばバロン・D・テーラなんだが。

 この世界では珍しい漆黒の髪、暗闇のような瞳。

 少し特殊な一般人だ。


 人混みから抜け出し、城下町から草原へと出て、全力で走る。

 火照った体に当たるひんやりとした風は心地よく、永遠と走れる気がする。


 前方は見渡す限りのどかな草原。後方は賑やかな城下町。


 まあ、今の状況は全然のどかでも爽やかでもないが……。


 今の状況を一言で表現すればメイドと妹と勇者から逃げている。

 これがモテ期とか言うやつか!


 冗談はさておき捕まればまず生きて帰れないだろう。

 俺は生きて帰らなければいけない!


拘束(バインド)!」


 後ろからそんな声と同時に魔法の縄が飛んで来た。

 世の中、物騒になったものだ。

 見なくても分かるけど振り向いてみるか。


 振り向くと後ろには美少女。いや、美女と呼ぶに相応しい女性がこちらを追いかけてくる。

 晴天の空の色より薄く、清らかな海よりも輝いている碧眼。銀髪と言うのだろうが灰色に近いが灰色よりも白い短めの髪。日焼けをしたような黒い肌。

 何よりも特徴的なのはメイド服であることだろう。


「バロン様! 逃げないでください!」

「逃げるなと言われて逃げないやつなんていないぞ!」


 そう言っている間にも魔法の縄は飛んでくる。てか、これ当たったら絶対痛いやつじゃん。

 うん、決めた絶対に捕まるわけにはいかないわ。


闇雷(ダークボルト)!」


 その声が聞こえると目の前に紫色の雷が落ちてくる。

 当たった草がちょっと焦げている。

 俺、感電しちゃうよ?

 

 魔法が放った人物は雪のように白く長い髪(よく磨けば光りそう)に白金(プラチナ)のような瞳の小柄な美少女だ。


「妹はもっと兄に優しくすべきだと俺は考えるぞ!」

「じゃあ、兄は妹のために仕事をすべきだと思うよ」


 そう言われると「ぐぅ」の声も出ないな。

 だが、それとこれとじゃ別なのだよ我が妹よ。


「やあぁぁ!!」


 金色(こんじき)の剣が左腕をギリ掠らないくらいで通り過ぎる。

 燃え盛る炎のような炎髪。透き通るルビーのような瞳。鎧を着ており、かっこいいが美女と断言できる。


 こいつ、聖剣を使ってる。今の避けてなかったら左腕が飛んでたからな? まじでみんな容赦無さすぎな?


 そうだ。名前は言っておこう。

 メイド服を着てるのがセア。俺の妹がアモネ。で、鎧を着てるのが勇者のメイラだ。


 さすがにこの3人が集まるとキツい。どんな強敵よりも厄介で難しい。


 これならまだボスラッシュの方がマシだな。

 そんなことを考えている間にも縄、雷、槍が降ってきたり、メイラの剣が真横を通るのだが。

 殺す気ですよね? そうですよね?


 当たれば明らかに骨が数十本折れるよ? 

 イジメヨクナイ。イジメカッコワルイ。


「なあ、殺す気か?」

「殺す気はないですけど?」

「じゃあ、骨を折る気か?」

「治癒魔法で治せばどうにかなるよ!」


 みんな笑顔! 怖い!

 僕はただ平穏に暮らしたいだけなのに……。


 俺に平穏は無理だって? 何を根拠に言うのかな?


「さあ、今日こそ魔王の仕事をやるのだ!」


 あ〜言っちゃったよ。え? わかってたって? 溢れ出るオーラは隠せないかぁ

 って、あ……。


「やっと捕まえましたよ」


 セアは息切れしている。ちょっとだけ色っぽく感じるのは気のせいだろうか。


「ちょっと、メイラ。剣を首に向けないで。怖いから」


 メイラは力を抜き、剣を落とす。俺に当たる前に剣は消えたが。


「さあ、お兄ちゃん。帰ろ?」

「……ああ」


 ここは承諾するしか方法がなかった。だってアモネが魔法を放つ気だもん。


「じゃあ、転移(ワープ)


 アモネがそう唱えると4人は魔王城へと帰った。もうちょい逃げてたかったな。


         ◆◇◇◆


 その日はしょうがなく仕事をした。え? タイトル詐欺だって? 俺の仕事は仕事から逃げることよ?

 魔王より、自宅警備員(ニート)になりたい男よ?


 この俺に抜け出せない場所なんてないのだよ。まあ、転移魔法で逃げただけたが。


 今はアモネとお楽しみをしている。

 おっと、ここは見せられないぞ☆


 じゃあ、冒頭へ戻ろう。あ、ちなみに♪×3の前な?

 確か俺はこう言ったはずだ。

『愚か者でバカでマヌケで人に頼ってばかりのアホだ』


 人というのは後悔した後、ああすれば良かった、こうすれば良かったなど考える生き物なのだ。


 大切なものは失ってから気づく。そんな展開は好きじゃない。


 これは愚か者でバカでマヌケで人に頼ってばかりのアホが手に入れた大切な人を命を賭けて守る物語。あるいはそれを失う物語。


 俺は何がなんでも守る。あいつのいや、あいつらの笑顔がいつまでも続くなら……。


        ♤♡◆♣


 やあ、僕の名前はティク。僕って言ってるけど女の子だよ。


 僕は案内人だけど彼らの行動を見守るのも案内人の役目だよ。


 案内人って言ってもやることが大してなくて退屈してるんだけどね。


 この世界は戦争も起きてないし、魔王が世界を支配しようってことも無い。今は(、、)平和な世界。


 さあ、バロンは全てを手に入れるのか、失うのか。


 全員の恋は実るのか。


 この物語はメイド、妹、勇者とその他2人のバトルラブコメディだよ!


 これからよろしくね!

 1話以降の内容の改変も行っています。

 次回もよろしくお願いします!


 誤字があったり、設定がおかしくなると改変するかもしれません。

 レビュー、感想、誤字報告などお待ちしております。


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