登場人物・用語説明!
登場人物&用語説明!!!
■白木爆炎(21♂)
第一次火星移民船団の代表を務めていた白木船団長の直径子孫に当たる人物。白木一族は、火星における科学者・技術者を束ねる役柄であったが、現在は医療スペシャリストの一族として知られる。
16歳にして医師免許を習得した秀才として、一族の期待を集める青年だが、18歳に電撃結婚し、白木一族の後継者争うから姿を消した。
非政府系医療組織バールストンの専属医として、火星各地で活躍する。
■サオリ・イチムラ(27♀)
火星独立運動組織として、最も歴史があり、過激な武闘派集団として知られるネトヘス義兵団の三傑の一人。《女ターミネーター》の異名を持つ、一人ワンマンアーミー。若いながらも、その求心力は英傑の呼び名に相応しく、地球連合政府から第一級テロリストとして広域指名手配されている。
24歳の頃、白木爆炎と運命的な出逢いをし、初対面から5分で結婚が決まった逸話がある。
戦後、火星評議会に参加する。
■ルーン・シュタイナー(34♂)
MTAの義勇兵。階級は便宜上、軍曹。
元々は鉱山夫であったが、相次ぐ不況の為、仲間たちと強盗団を結成していた。
テラ・ツー戦役勃発後は恩赦を目的に参加し、最後まで生き残る。
ただ仲間を多く失った為か、終戦後、自殺。
火星各地では、こういった自殺者が相次ぎ、社会問題となった。
■ナルド(22♂)
非政府系医療組織バールストンの専属医。地球人。
■ザントレイ(17♂)
非政府系医療組織バールストンの研修医。地球人。
■タシロ(16♂)
非政府系医療組織バールストンの研修医。火星人。
■ツィード・シュティンガー(38♂)
宇宙海賊からMTAに参加した人物。MTAでの階級は中尉。
眼帯をした渋いオジサン。
戦後、火星軍に参加。
■グラシアクラフト社(企業名)
火星の軍需メーカー。主に陸上兵器のライセンス生産を行っている。
■火星解放戦線(MTA)(武装組織名)
テラ・ツー戦役を戦い抜いた独立抵抗組織。代表はレカル・フォルティーナ。
十数にも及ぶ火星独立組織をレカルが説得し、連合組織して発足した。当初は、組織間の温度差から空中分解するかと思われたが、レカルの卓越したカリスマによって纏め上げられ、火星を独立まで導いた原動力となった。
終戦後は、火星評議会の中枢を占める勢力となっている。
■バールストン(医療組織名)
バールストン医療財団が主催する非政府機関(NPO)。様々な医療貢献をしている機関であり、その発言力は大きい。
■外周部(俗称)
火星都市から離れた新規開拓地にある集落の俗称。
一般的に、犯罪者が多く流れ着いた場所であり、治安がすこぶる悪い。その為、外周部出身者は、理由もなく差別を受ける事が多い。
■火星都市(俗称)
火星に点在する12の人口5000万人クラスの大都市・及び衛星都市を含めた俗称。
火星首都ティーグの他に、ニュートン、コペルニクス、ガリレオなど、地球の科学者の名前が付いている事が多い。
■ネトヘス義兵団(武装組織名)
火星最古の独立運動組織。過激な手法で知られており、地球連合政府からは、テロリスト集団とされていた。テラ・ツー戦役では、都市部でのゲリラ戦法によりMTAとは全くの別行動で地球軍を苦しめた。
戦後は幹部であったサオリ・イチムラが火星評議会に参加するが、他のメンバーは参加する事ができなかった。理由は、テロリストを政府中枢に据える事を避けた為であり、現火星政府へ不満を持っている様子。
■MDIB(組織名)
識見者が中心になって結成している、火星独立組織。ただし、武力闘争は全く考慮しておらず、話し合いによる独立を目指す穏健派。テラ・ツー戦役では、地球軍とMTAの橋渡し的役割をした。
代表のトマゾ・メッサージは、生物学者として知られる人物。
■火星プロテア(CA名)
火星有重力下での運用に特化したCA。防塵機能や、砂地での移動を考慮した性能を誇り、砂漠地帯では高い戦闘力を誇る。MTAは地球軍の保持するプロテア基地を襲撃し、これを戦力に戦っていた。
基本的にはハンタードッグ系統CAであり、操縦方法が容易な廉価CAであったが、各地で改修改造され、様々な機体が各地で生まれた。




