File34.5 武蔵野会四天王
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武蔵野会本部。そこには、会長の本堂迅、若頭の野添慎治、若頭補佐の常岡竜政の3名がいた。
常岡は、舎弟の大宮孝太からの電話を受けていた。そして、電話を切り、本堂に言った。
「本堂の兄貴、桐田が死んだと大宮から連絡が」
「そうか。だが、チーム絵札は藤松会の戦力を少し削ってくれた。それだけは感謝してやろう」
「それにしても、遅いですね、あの人」
「まぁまぁ、焦るな。直に来るさ」
本堂がそう言うと、部屋の扉が開けられた。
「会長、遅れてすいません」
「いや、ちょうどお前を待っていたところだ」
入ってきたのは、スキンヘッドの中年男であった。
「何のようですか?会長」
「ククク、協力者の桐田が死んだ」
「そうですか」
「それにより、藤松会との戦争がこれから始まる」
「ほほう。それは面白いことで」
「だから、アンタの力を借りたいんだ。本部長の猿渡理」
「そうですか。まぁいいでしょう。では、始めましょう。地獄というヤツを」
藤松会と武蔵野会。かつては組んでいた2つの組織が敵対するとき、どちらが勝つのか。それは、神のみぞ知る。




