その44
12月20日
なし
12月21日
なし
12月22日
なし
12月23日
なし
12月24日
なし
12月25日
なし
12月26日
「筆が乗らな~~い。執筆欲が削がれる~~」
このままぐうたらしていたいと思いつつも、シチュエーションボイスを聞きながら最近の悩みを漏らす。
「貴様。今何を考えておる?」
「何って?分かっ―――」
お、おお。ヤンデレ最高だな。
「で、何の話をしてたっけ?」
「氷漬けされたいんですか?」
「それは勘弁。今からちゃんと話すから許してくれ」
「時間をやる」
だから、真面目に話せ、と。
はいはい。自分で言ったからにはちゃんと実行しますから。
ては言った物の、何を話すかは考えていなかった。
そもそも話題らしい話題はないし、あったとしても希だしな。
「う~~ん……あっ。カードとの関係?について考えて出た結論について語りたいんだけど、どうかな?」
それ意外に話題がないから、これで駄目と言われたらもう何も話すことがなくなる。
OKしてくれと思いつつも、カードを引くとよく分からないカードが引けた。
絵柄がどうこうより、見え方が指す意味が分からなかった。
逆さに吊るされた男が持つ杖と紐が、まるで時計のように見えたのだ。
それがいったいどんな意味があるのか分からなくて頭上に?マークを浮かべる。
「何が言いたいの?」
分からない時は素直に聞くのが大事。
そう思って聞いてみたが、これまたよく分からないかった。
静かにしたいとも、寝たいとも、一人にしてくれとも、色々と受け取り方が出来そうなカードが引けたのだ。
私が理解できないのか、理解しようとしてないのか、分からないが、疲れて来たので今日も終わろう。
「おやすみ」
それだけを言って終わろうとしたが、最後に何が引けるのだろうと興味本意で一枚だけカードを引いたら、
「時間だ」
時間をやると言っていたカードと全く同じカードを引いてそう言って来たのだ。
なんか、最後の最後に格好良いことを言って終わろうとしてる。
まあ、どうでも良いか。
今度こそ、おやすみ。