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その3
昨日と同じく朝の挨拶をした。
今日は目覚めが良かったらしく、機嫌は良さそうだ。
帰った後に、会話をしようとしたが読んでいなかった本を読むのに夢中になってしまい、零時近くになってしまったがそれでも会話をしてみた。
まず最初に、本に夢中で会話が出来なかった事を謝罪すると「まあ、良いわよ」っと許された。
次に、おやすみの挨拶と共に明日の朝は挨拶が出来ないと告げると「む~~」っと言わんばかりの表情と共に、お菓子やスイーツ、本の絵が描かれていた事から「出来ない代わりに嗜好品を要求する!」って言いたいのだろう。
私は思わず微笑ましくて笑ってしまったよ。