第1話 神から僕達へ
白い?
「ここはっ…どこだ」
身体が光っている輪に捕まっていた
「うっ」
頭が痛む、身体中が痛い
「なんだこれは」「どこなのっ」「絵美っ」「ぅぅぅ」「!?」「いたい、いたいよぉ」「お母さん…」
突然何人もの声がした、周りを見渡すと大勢の人が光の輪に捕まっていた
『やあーみんなー元気かい?』
頭の中に突然、声が響いた
「なんだこの声は」「誰なのっ」「助けて」
多くの人が、騒ぎ出す
『うるさいなあ〜、ちょっと黙ってね。』
(っ!?声が出ない!まさか、魔法かっ)
『みんな一回しか言わないからよく聞いてね、みんなにはこの世界で生きてもらうよ!急に連れてこられてみんなは意味わかんないよね〜、えいっ』
急に頭の中に映像が流れた
(これは…俺か?)
そこには、あるゲームをプレイしている俺が流れた、そしてゲーム内のキャラが戦っている
『わかったかな?君たちはあるゲームで上位プレイヤーだったんだよ、でね〜僕の世界がやばいんだ〜
だからね〜僕の世界と似たようなゲームをしていたみんなを呼んだんだ〜
僕の世界は今ね〜君らに分かりやすく言うと魔王と言われる存在に脅かされてるんだ〜』
(たしかあのゲームには魔王がいて大陸の5分の1が侵略されてるんだっけ)
『これだけならよくある話なんだけど…今回は本当にやばいからみんなに助けてもらいたいんだよ』
『みんなには向こうのすべての言語が分かるし当分は生き残れるようにアイテムも渡すからあっちについてから確認してみてね〜』
少しずつ意識が遠くなっていく
『言い忘れてたけど、まあ良いか…』
『バイバーイ』
最後に聞こえた声は悪意に満ち溢れていた…
「っは!?」
なんだ?たしか僕はさっき変なやつに捕まって…どこだ…ここは
あれだけいた人が誰も居ないし僕は森の中にいた
なにか背中に重みを感じた
「なんだこの鞄」
開けてみるとある手紙が入っていた
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長谷川白兎くんへ
やっほー元気ぃ?
これを絶対に読んでから町に向かってね
1.君がやっていたゲーム『アベル』と似ているけど完全には同じじゃないよ
2.基本はアベルと同じように色んな魔法やスキルを使うことが出来るよ
3.最初から『言語理解』ののスキルを持っているよ
4.ステータスと唱えるとステータスを見れるよ
わかったかな、鞄の中には10日分の食料と水、銀貨25枚が入ってるからね
頑張って生きてね〜魔王に関することはこの世界で生きていたら嫌でも耳に入ってくるから〜
神より
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(まじかっスキル使えるのか!)
白兎は小説や漫画の世界が大好きだった
(なら、やることは一つしかない!)
「ステータス」
弾んだ声でそう唱えた
はじめまして、こんにちは、こんばんは
今回初めて書かせていただきました明十です。
気になる点や駄目な点良い点などどんどん書いてください
これからもっとがんばりますのでよろしくお願いします!