第50話 動物園へ入園!
頑張れなかったので、2月の投稿になりました。
あと、ジャンル別で久しぶりながら有り難いことにランキング載りました。ありがとございます!
電車に揺られ10分程、立川からモノレールに乗り換える。そこから20分くらい経てば動物園のある駅に到着する。
「着いたー!動物園!」
姉さんが子供のようにはしゃいでいるのを横目に俺も懐かしさを感じていた。それは未玖も同じようで、心なしか少しそわそわしている。
「小学生振りかしら?」
「そうそう、出席番号順で二人ずつ手を繋いで動物園を歩いてたよなぁ」
「確かにそうだったわね」
「あと私とペアじゃなくて泣いてたよなー」
「うっさいっ、あんただってモノレールの前の高い席じゃんけんで負けて座れなくて泣いてたじゃない。しかも今日空いててるんるんでそこ座ってたじゃない。一緒にいる私たち少し恥ずかしかったんだから」
「べ、別にいいだろ、モノレール自体10年以上振りだったし、何歳になってもああゆう特別感ある席には座りたくなるんだよっ!」
「フフフッ、やっぱりエルは子供ね」
「子供で結構!」
あれは男にしかわからない浪漫があるんだよ!絶対バカにされてもやめてやらないからな!じゃなくて……一旦茶番のようなことはやめて本題に戻ろう。
「で、姉さん、動物園で何がみたくて連れてきたんだ?」
「えーとねー、最近生まれたコアラの赤ちゃんを観に……じゃなくて!えーくんのために適当な場所を選んで来たんだよ!」
「でも一番は?」
「それはもちろんコアラを……って!えーくんの意地悪!でも本当にえーくんのことも考えてーーーー」
最近コアラの赤ちゃんが生まれたとこの動物園の近辺の市町村では話題になって、なんと珍しく双子で誕生したと地方のWEBニュースなどに幾つか取り扱われていた。姉さんはそれを聞きつけて今回動物園を私たちと一緒に訪れたのだろう。
まあ、こうやってあたふた俺に弁解してるあたり、俺のためでもあるのは本当のことだろう。
チケット購入のために販売機の列に並ぶ。少し経って自分達の番がやってきた。小学生の頃は無料だったので、この動物園では初めてのチケット購入だ。
「エルは小学生だから無料ね、よかったじゃない」
「な訳あるか!私ももう立派な高校生だい!」
「あら、高校生が板についたのね、嬉しい限りだわ」
「ぐぬぬっ」
「うふふっ、よかったね〜、えーくん」
姉さん良かったけど良くないよ!と思いつつ、一般を3人分ぽちっとチケットを発見していく。値段は600円。多分安い。ここ以外動物園ほとんど行ったことないからわからないけど。
チケットを二人に配り入場ゲートへ向かう。
「ご来園ありがとうございます!チケット拝見させて頂きます。えーと……はいっ、ありがとうございます!行ってらっしゃいませ!」
ありがとうございますとお辞儀をして、順番に入場ゲートを潜り抜けていく。久しぶり過ぎて全く土地勘も無いので園内マップだけは最初に取っておく。
地図を見ると大まかに3つのコーナーに分けられていて、アジア園、オーストラリア園、アフリカ園に分かれているらしい。めちゃくちゃ初耳なんですけど。
「姉さんが行きたいコアラはここから反対のオーストラリア園の中にあるから、最初は近場のアジア園から周る?」
「異論なし!」「異論ないわ」
二人に許可を得る。よし、先ずは私が小さい頃大好きだったゾウから観に行きますか。
お読みいただきありがとうございます。
次回は今週中に出せたらいいなと思います。
次回は2月6日18時か19時投稿予定です。




