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第5章…恋愛小説…( ・◇・)?  作者: 望月笑子
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困ったじいさんだ。

『ラブホテル行こう行こう』としつこい。

いい年して、オツムは空っぽなのだ。

マスターは言う。

『寧ろ、こういう人ほど天国に行くタイプだ』と。

『そうかも知れませんが、色情地獄に行く可能性もありますよ』と。

後日のり子は、この事実を師匠に話す。

『いるんだよ。そういう奴。どうしようもないんだよ。人間と言うより、本能のままで生きている動物に近い。いつまでに経っても進化しないんだよな。そういう人間っているんだよ。人間は平等平等って言うけど、そういったタイプも同じ人間として平等と見るのは、いかがなものだとは思うけどね(笑)』





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