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明確な答えを持っている人間を羨ましいと、のり子は思う。
迷いがない人生を羨ましいと。
だが、のり子は、本を読み、ある事に気付いた。
たとえば、イスラム教の開祖【ムハンマド】(マホメット)だ。彼の存在は、日本人の私達からすれば、好戦的なイメージの軍神だが、そんな彼にも戦いを挑み、敵がいて、やはり争いは避けられなかったようだ。
また、キリスト教の開祖【イエス・キリスト】。彼は、クラスに存在するいじめられっ子のような性格を有している。大人しく、右の頬を打たれたら、左の頬も差し出す。そんな彼でさえ、処刑された。
どちらの神にも、争いはあったのだ。




