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第5章…恋愛小説…( ・◇・)?  作者: 望月笑子
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のり子がカウンター席に、ワアーと頭を付けて泣きじゃくった…。

上半身を起こし、涙目ののり子が言葉を続ける。

『この声が誰かを知りたいんです』

マスターは相変わらず、唖然と( ; ゜Д゜)としたままだ。

『マスター。笑わないでね。私、5、6歳の時に見たんです』

『いったい何を…?』

『まだ処女なのに、処女じゃない夢です』

のり子には、先天性のアザがあった。のり子の母親が言うには、のり子が生まれて間もなく、のり子の顔には、小さな黒いホクロのようなものがあった。思春期の頃から悪化するが、発祥率は0.1%〜0.2%ほどだと。

変なことを言う娘だと言う表情で、マスターはのり子を見下ろした。

表皮の下のメラニン色素が原因だと医者は言ったらしい。

しかし、のり子が成長するにつれ、そのアザは目立つようになった。

『あの人から、右手で、打たれたんです。その記憶があるんです。その記憶が、私の左の顔に残ったんです』








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