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第5章…恋愛小説…( ・◇・)?  作者: 望月笑子
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ここまで読み上げ、のり子はマスターの方を覗き見た。

『頭がおかしくなりそうなんです』

マスターの、のり子を見る目付きが急に変わった。

『私、霊感があるんでしょうか…』

マスターは、黙ったまま、何とも応えようのない表情をしている。

『ただの錯覚ですよね…(笑)』

のり子は、表情をこわばらせた。

『その後、彼、壊れたんです。もうボクのもの…もうボクのもの…もうボクのもの…もうボクのもの…《あなたは誰…?ボクはここだよ》って』

『……。』

『壊れちゃったんだ…。エッチ出来ないね…何も感じないでしょ?…感情がないんだもんね(笑)ずっと友達でいてくれる…?なんて、会話してたら、こうするしかなかった…って悲しそうに…。そしたら、そう来るんだ…って』






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