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のり子は、震災で亡くなった少女をいつまでも思う少年を書きたかった…。
しかし、師匠の『有り得ない。』という発言で、気持ちが揺らめく…。
『う、嘘だろ…』と。
震災で亡くなった少女は、忘れ去られてしまうんだ…。
『男は、覚えているが、忘れる…』と師匠は言った。『社会的にだ』と付け足した。
つまり、他の女を抱いていても、その少女の事はどこかで覚えている…という事だ。
そういう感性の小説を読みたいが、誰も書かないのが残念だ…。




