114/202
モーゼの見解(マルクスは光の天使)…!
このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。
『彼らの本質は、唯物論にあったのではない。彼は、ユートピア建設のために出てきた光の天使なのだ。唯物論というものも、仏の説法に便法があるように、一つの便法なのだ。一つの声なのです。ただ、それが先走ってしまったところに誤りがあるのです。彼の計画は、ユートピアの建設なのです。ところが、時代が時代で、科学が進み、物質万能の時代であります。このような時代に、霊のことを言ったところで、ユートピア建設は難しいのであります。寧ろ、物質万能、物質科学優先の時代なら、それはそれでいい、物質は物質と認めた中において、またユートピア建設の道があるのではないか、という方向で行ったのが彼の考えであります。便法なのです。唯物論というのは、マルクス自身、物だけしかないなどとは思っていないのです。神を信ぜずして、なぜユートピアなど考えることがありましょうか。(中略)ですから、想い、志は良いのです。ただ、便法を真理だと信じたところは誤りなのです。比喩をそのまま真理だと考えたところに、誤りがあったのです』




