第6話 カリスマ?何それ、食えるの?
前書きよりも前に申し訳ないが、
一度作者のヤツをピチュらせてくる。
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『おい、なんだあのサブタイトル。』
『ん?あぁ、最近は〇〇と〇〇と〇〇みたいな感じになってたから、ちょっと変えてみたんだ。』
『はぁ。………私が悪かったぜ。』
『な、なに!?ちょ、魔理沙!どこに行くのさ!魔理沙ぁぁぁぁ!』
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と、いうことだぜ。
レミリアとの戦いは次の話で。
優都くんがどんな武器を使うのかも楽しみにしててくれだぜ!
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美鈴に事情を説明すると意外にも簡単に通してくれた。
ここの主に確認とらなくていいのか?
「…………あら?霊夢と魔理沙と……そちらが新しい住人の方ですか?」
なんかメイドいた。それはもう、バッチリとメイド服を着こなしたメイドがいた。
「ええ。こいつが最近幻想入りした人間だけど、あんた達どこで聞いたの?美鈴も知ってたみたいだけど。」
「昨日の夜、紫様がいらして、『新しい住人が来たからよろしくねー♪』と言い残して帰ったからですが?」
紫?また知らないヤツが出てきたな。
「あんの神出鬼没のスキマ妖怪………!やっぱり連れてきたのは紫か………!」
おおぅ。なんか知らんが霊夢が怒ってる。
よく分からんが、僕を連れてきたのはその紫ってヤツなのか?
「まぁ、いいでしょう。それで貴方。名前を伺っても?」
「あぁ、僕は神無月優都だ。えと、君は…………。」
「申し遅れました。私は十六夜咲夜。この紅魔館でメイド長を務めています。」
「メイド長か………。うん、よろしくな、咲夜。」
綺麗にお辞儀をしてみせる咲夜。ん、どこぞの巫女とはやはり違うな。
「そう。貴方が新しい住人なのね。」
咲夜と挨拶を交わしていると声が聞こえた。
声のした方向を向くと、一人の少女が立っていた。
「ええっと、君は?」
「あら?霊夢、貴方もしかして私のことを話していないの?」
「ええ。どうせ今日直接会うんだから説明は要らないでしょ?」
嘘つけ。絶対説明が面倒だったんだろ。こいつの心の声は読み取るまでもなく分かるな。
「………はぁ。まあいいわ。私はレミリア・スカーレット。
この紅魔館の主よ。」
え、紅魔館の主!?あの子が!?
じ、冗談か?冗談だろ?
「なるほど、冗談か。」
「…………お、お前。地雷踏んだなぁ。」
えぇ!?な、何かまずいこと言ったのか?
え、冗談だろ?冗談、なんだよな…………?
「………………うぅぅぅぅぅ。」
あ、何か地雷踏んだな。うん、分かんないけどごめんなさい。
「冗談じゃないわよぅ!どうせ貴方も私にカリスマ性が無いって言うんだ!私は冗談なんて言ってないわよぅ!」
「………優都さん、と言いましたか。お嬢様を泣かせましたね?」
あれ、咲夜さん?なんか殺気出てません?
ヤバイよこの人!主のことになったら我を忘れる人だよ!
「だ、大丈夫!分かってるから!冗談じゃないって分かってるから!」
「………いいわ。私は貴方に勝負を仕掛けるわ!」
レミリアが勝負を仕掛けてきた!
とか言ってる場合ではなく。
「勝負?何の勝負だ?」
「もちろん、戦闘よ。貴方、何か武器は使う?」
せ、戦闘だと?こんなか弱そうな子が?
それこそ冗談だろう?
なんかもう、前書きで全部言っちゃうから後書きとか要らないんじゃない?
霊夢よ。
次の投稿は9月の初め頃になる予定よ。
まぁ、うちの作者の予定は本当に滅茶苦茶だから、いつ投稿するかはまだ分からないわ。
次も楽しんでいってね。