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東方 永恋郷『Absolute Sense』  作者: 如月 椿
第1章 境界異変
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第3話 お賽銭は500円

どうも、魔理沙だぜ。


やっと私が本編に登場だ。ファンの皆さん、お待たせなんだぜ!

作者のやつが、『twitterで読者増えた!』とか言って投稿ペースをかなり上げたんだぜ。

もう既に次話のストック無いんだけどな!


──────


『お前なぁ、せめて一つくらいストック作ってから投稿しろよ。またペース落ちるんだろ?』


『いやぁ、読みやすいって言ってもらえてテンション上がってたんだよ。ごめん。』


『はぁ。ったく、ちゃんとやれよ?』


『あぁ、分かってるさ!』

「何言ってるのよ。ここに泊めてあげるからお賽銭入れていけって言ってるの。」


「泊めてくれるのは有り難いがあんたホントに巫女か!?」


「そうだけど?」


何を『見たら分かるでしょ?』みたいな顔してんだ!お賽銭せがむ巫女とかあんたくらいだよ!


「あぁもう、分かった。」


僕は持っていた財布から500円を取りだし、お賽銭箱に入れた。


「あれ、これって………………。500円!?」


「何だ?あ、やっぱり少なかったか?それなら………。」


500円で人の家に、しかも女の子の家に泊まろうなんてダメだな。いや、金を払えば良いってものでも無いが。


「え、いいの?そんなに貰っても。」


「は?お前、500円だぞ?たったの500円で大袈裟な──」


「500円なめるんじゃないわよ!」


えええぇ。なんで僕、怒られてんの?

500円ってそんなに高価値な物だったか?

英世先生の方が価値あると思うんだけど。


「いつも入ってるお賽銭は5円よ?その100倍よ?」


何だろう。悲しくなってきたね。

この巫女、どれだけ貧乏な生活してるんだよ。


「うん、悪かった。これは完全に僕が悪かったよ。」


「分かればいいのよ。さ、入って。うるさいのが来る前に。」


ん?うるさいの?こんな神社に来るような奴なんてそうそういないと─────


「おーい、霊夢ーーー。」


…………すいません。いた、いましたよ、こんな神社に来るような奴。


「あぁ、もう来た。」


霊夢ががっくりと項垂れる。

なんかすごい嫌そうだな。


「暇だから遊びに来たぜー。」


箒に乗って魔女の帽子をかぶった金髪の少女が現れた!


「……………………ん?」


優都は逃げ出した!

しかし周り込まれてしまった!


「なあ、霊夢。こいつ誰?」


おおう。人の逃げ場を奪った上に『こいつ』呼ばわりですか。


「あぁ、そいつは新しく幻想入りした人間みたいよ。住むところが無いみたいだから泊めてあげようと思って。」


あのですね。人のことを

『そいつ』と『こいつ』で呼ぶのやめてもらえないでしょうかね?

………はい、無理ですね。分かります。  


「へぇ、新しい住人ねぇ。……………え?ちょっと待て、霊夢がこいつを泊めるのか?」


何だよ、人のことをじろじろ見るなよ。こやつ、何気に可愛い顔してやがるから、微妙に照れくさい。


「お賽銭くれたからね。500円よ、500円!」


こいつに至ってはテンション上がってるなぁ。

500円で人間はそこまで喜べるものなのか。いや、この貧乏巫女が特殊なだけか。


「なるほど、それは納得だな。霊夢らしいぜ。」


霊夢『らしい』とか言われるほどなのか。そーなのか。

どんだけ金に飢えてるんだ。


「で、お前の名前は?」


「ん?神無月優都だ。お前こそ名前は?」


「私か?私は霧雨魔理沙だぜ。よろしくな、優都!」


ふむ、『だぜ』か。いや、こんな巫女がいる時点でそんなことには疑問を抱かないぞ。

はぁ、よく寝たわ。

あれ、後書きみたいね。


どうも、本編でヒロインやってる霊夢よ。

早苗に後書き担当なんて取られたくないからね。


さて、私と優都の会話に魔理沙が突っ込んできたわけだけど。

魔理沙の出番はもう少し後だって言ってたのに、あの子勝手に入って来たのよね。

ホント、台本通りに動かないんだから。


ふぅ、メタい話はここまでにして。


次の投稿はいつになるか分からないわ。作者はもうこの物語の道筋を考え終わってるみたいだし、一話分書き上げるのにせいぜい二、三時間ってところだからすぐに出来ると思うけど、少しストックしたいみたいなのよね。

だから出来次第投稿する、ということになるわ。

よろしくお願いするわね。

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