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東方 永恋郷『Absolute Sense』  作者: 如月 椿
第1章 境界異変
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第11話 幻想創造

どうも、魔理沙だぜ。


作者のヤツが張り切ってて、

なんと本日二回目の投稿だぜ!


とうとう優都くんのスペルカードが明らかになるんだぜ!

「分かった、分かったよ。遊ばれてやるよ、フラン。」 


「あはは、ありがとう、お兄さん。…………壊れないでね?」


そう言うが早いか、フランは地を蹴って迫ってくる。


残念、予測済みだ。


僕は即座に剣で対応し───


「あ、忘れてたわ。フランは

『あらゆる物を壊す程度の能力』の持ち主よ。いくら霊刀でも壊されるわよ?」


「先に言えよっ!」


せっかく貰った刀をこんなにすぐに壊されてたまるか!


「スペルカード発動!

禁忌『フォーオブアカインド』」


なん、だと?分身?


スペルカードを唱えた瞬間、フランの分身体が現れた。

それも三体。

…………………無茶苦茶だなっ!


「うわぁ、人間相手に本気だなぁ、っと!」


分身体の一人からの弾幕を避ける。一人一人の心を読んで動くのは大変だ。

これはなかなか厄介な相手かもしれないぞ…………!


「あは、お兄さん?避けてばかりじゃ勝てないよ?」


「分かってるんだけど、ねっ!」


今度は二人。い、今のは危なかった…………。


「スペルカード発動!

禁弾『スターボウブレイク』」


さぁ、容赦のない弾幕だ。


「────『桜吹雪』」


弾幕を斬り飛ばす。

いやぁ、マジでキツいなぁ。

これも能力の影響を受けて

『あらゆる物を壊す』弾幕だったらヤバかった。


「やるね、お兄さん。でも、私は加減しないよ?」


フランは弾幕の影から、


「スペルカード発動!

禁忌『レーヴァテイン』」


紅蓮の焔を呼び出した。

それは剣を形作り、

やがてフランの身の丈の倍ほどもある焔の剣になった。


「うわぁ、なんだそれ。そんなもん振り回されたら僕、死ぬんじゃない?」  


これは…………スペルカードを

使うしかないのかなぁ。


「いきなり使いたくはないんだけど。仕方ないよね。」


僕はスペルカードを取りだし─────


「スペルカード発動!

幻創『イマジネート・クリエイション』」


霊刀『陽炎』に似た太刀を創り出した。


太刀は、フランの『レーヴァテイン』を受け止める。


「なん、で…………?」


フランが驚愕する。

無理もないだろう。あんな物騒なもの、ただの剣で受け止められるはずが無い。


「第一刀技『太刀影』」


一度後ろへ退がり、刀を上段に構える。

周囲の状態を把握し、駆ける。


「くっ………!」


フランが辛うじて避ける。

ほんの一瞬遅れて、凶刃が

フランの立っていた場所を

刈り取るように切り裂いていく。     


「…………へぇ。まさかこれが避けられるとは思ってなかったよ。」


吸血鬼は反射神経も人間より高いのか?


「…………お兄さん、本当に人間なの?」


「またそれか。レミリアにも言われたよ。………生物学的には人間なのかな。……………それでさ────」


僕は少し呆れ気味に───


「空に逃げるのは反則なんじゃないかなぁ。」


フランは空中に静止していた。


苦笑する。あれは反則でしょうよ。

どうも、霊夢よ。


一日に二回の投稿はやりすぎじゃないかしら。

どれだけ暇なのよ……………。


次回までゆっくり待っていなさいよね!

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