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12/22

11,スキルレベル

[]が主人公の念話です。読みにくいかもしれませんがよろしくお願いします。


 

 [ここだよ。目の前のスライムだよ]


このままだと、時間の無駄なので存在をアピールしておく。

 「頭に直接言葉を送っているのはあなたなのですか?」


 なん...だと?猫が語尾ににゃをつけないなんて詐欺じゃないか...。

 それは地球の妄想に過ぎなかったか...。

 「あの...?聞こえていますか?」

 

 おっと余りの衝撃に少し自分の世界に入ってしまった。ちゃんと会話せねば!

 [すいません。初めて話が通じたもので少しはしゃいでしまいました]

「いえこちらも、まさかスライムが話かけてくるとは思っていなくて...」


 良かった、何とか話は出来そうだ。あの種族の鑑定結果から最悪逃げ出すん

 じゃないかと思ってたからな...。猫様に嫌われたら死んでしまう。

 主に精神的に。

 [そういえば自己紹介がまだでしたね...。僕の名前は...そういえばまだ無かっ

  たな]

 俺は、澄桜将と名乗ろうとしたが止めた。ここで地球の頃の名前を名乗るのは

 何か違う気がした。

 「あら、名前は一度付けたら変えられないので、慎重に決めるといいですよ

  私はカッツェカーファンクルのアーシェです。それと後ろにいる毛が赤いの

  が姉のルイス、緑の方がレイスといいますわ。

  あなたは、何故私達がここにいるか分かりますか?確か悪黒犬の群れに

  追われていたと思うのですけど...」


 ふむ、どうやら意識を失う直前の事は覚えてないみたいだ。

[分かりました。アーシェさんにルイス、レイスですね。覚えやすくていい名前

 だと思います。

 あなた方がここにいるのは、僕がここに運んだからです。

 悪黒犬の群れは俺が退治しましたので追撃の心配はありません]


そう俺が、説明すると姉のルイスが食いついてきた。

「そんなの信じられる訳ないでしょう!私達より弱いスライム如きが悪黒犬の

 群れを退治したなんて嘘に決まってるわ!」

 

 確かに俺のステータスを見なきゃ嘘だと思うよな。

 ステータスを見せれればいいんだろうけど俺はやり方を知らない。

 とりあえずアーシェさんに聞いてみるか。

 [アーシェさん、こういう時は何で証明すればいいですか?

  今まで一人だったので分からなくて]

「それならステータスを開示するのが一番だと思います。ただこの世界を生き

 抜くのに必要な情報ですから開示しないのも手ですが...

 開示する際は、ステータスを開いて顕現と唱えれば周囲にステータスを

 見せることが出来ます」


 なるほど。ステータス開いて顕現ね。よし

 [では...ステータス!顕現!]

____________________________________________________________________


 名前  ???

 種族  ユージュアリースライムLV14

 モンスターランクG

 能力値

 HP 95/95 MP 11/11 STR 39 DEF 26 AGI 85 DEX 5 LUC 102

スキル

 捕食LV2 吸収LV2 分裂LV1 鑑定LV10 体当たりLV2 念話LV2

 全言語理解LV1

 __________________________________


 おや?いつも表示されてる()表示が消えてる?項目から称号も消えているけど

 きっとこれが顕現する時の普通なのかな?

 [これで合ってますか?]

「ええ...おかしい所は見当たりませんわ」

 よしアーシェさんから合格を貰えた。だが...

 

 「こんなのありえないわ!何でスライム如きが私達より高いステータスを

  持ってるのよ!それに鑑定LV10とか何なのよ...そんな神様レベルのスキル

  なんて存在するはずがないわ...」

 アリスは俺のステータスを見て、ご不満のようだ。

 [アーシェさん、鑑定LV10ってそんなに珍しいんですかね?]

 「そうですね。スキルLVは基本的にLV1からLV3が初心者、LV4とLV5が中級者

  LV6から熟練者でLV8まで行くと英雄扱いです。そしてLV9より上は今まで

  至った者がいないので神様と同じ領域だと言われています。

  どうやって手に入れたのか私も興味があります。

  よろしければ聞いても?」


 どうやら創造神は結構なチートをくれてたみたいだ。

 さてどう答えようか....

 



ルイスとレイスとの絡みは次で書きたいなぁ・・・

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