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10,スキルポイント


 俺の拠点へと猫様達を連れて戻ってきた俺は、さっきの悪黒犬との戦いを

 思い返していた。


 (捕食のスキルがあったおかげで何とか倒せたけど、それはあいつらが俺より

  レベルが低かったからだ...。もし俺よりレベルもステータスも上の奴が

  襲ってきたらそこで詰みか。だが今回の事でレベルも結構上がったし

  何よりスライム以外に勝てるようになった事が分かった。これならレベルが

  上がるペースも少しは上がりそうだな)


 暫くの間そうしていると、猫様達を鑑定していなかった事に気付く。

 (とりあえず鑑定しておくか)

 _________________________________


 名前 ???

 種族 カッツェカーファンクルLV8(カッツェカーファンクル)

 モンスターランクC

 能力値

 HP 42/54 MP 13/28 STR 31 DEF 36 AGI 97 DEX 38 LUC 77

スキル

 逃げ足LV4 索敵LV3 噛み付くLV2 幸運LV1

 __________________________________


 カッツェカーファンクル

 魔力を宿した宝石が額にある、猫型の魔物。

 魔力を宿した宝石と自身の可愛さも相まって人間に乱獲される。

 現在は乱獲する事を禁じられておるが、密猟をするものが後を絶たない。

 そんな経緯もあり、他種族には常に警戒し距離を取るため見つけることは困難

 その為モンスターランクG級の強さしかを持たないのにC級として認識されてい

 る。

 心を許した相手には甘えたり、幸運を贈るなどの行動をとる。

 __________________________________


 (何か凄い悲惨な事が書いてある・・・。猫可愛いのは認めるが乱獲はダメだ

 見守る事に徹しようぜ。)


 などとこの世界の人間への好感度を下げながら、猫について考えていると、

 猫様達が起きだした。

 猫様達は最初は寝惚けていたが暫くすると目が覚めたらしく、ここが何処かを

 把握しようとする。そして猫様達の一匹が俺に気づき、近寄ってくる。

 

 どうやら、喉が渇いたみたいで俺を食べようとしてるみたいだ・・・

 

 [俺は食料じゃない!]

 俺がそう思うと猫様達はびっくりして辺りを警戒する。どうやら目の前の

 スライムが原因だとは思わないようだ


 流石にスライムにもそんな機能はない。なら何故こんな事が可能かというと

 吸収のお陰だ。さっき悪黒犬のリーダーを捕食した際に、かなり劣化した状態

 だったが、念話スキルを使えるようになり、話せるようになったのだ!

 

 だが残念な事に相手の話してる言葉までは翻訳してくれないらしい。

 さっきから猫が鳴いてるようにしか聞こえないぞ・・・

 まぁこの場合の解決策もちゃんと考えておいた。というより見つけた。

 __________________________________

 

 名前 ???(澄桜将)

 種族 ユージュアリースライムLV14(スライム)

 モンスターランクG

 能力値

 HP 95/95(+27) MP 11/11(+5) STR 39(+5) DEF 26(+5) AGI 85(+17)

DEF 5(+5) LUC 102(+5)

スキル

 捕食LV2 吸収LV2 分裂LV1 鑑定LV10 体当たりLV2 念話LV1

称号

 異世界人、転生者、豪運の持ち主?、悪運、猫好き、勇者の卵

 

 スキルポイントが使用可能です:残りスキルポイント11

____________________________________________________________________


 何かステータスに新しい項目が増えてた。どうやらLV10を超えると出てくる

 項目だったみたいだ。そして俺はスキルポイントを支払い、膨大なスキルの中

 から目当てのものを見つけて覚える。

 <スキルポイント10を支払い、全言語理解を覚えた>

 どうやらスキルポイントで覚えるとシステムメッセージが流れるみたいだ。


 とりあえずこれで猫様達と話が出来るぞ!

ようやく将が会話手段を手に入れた・・・

これで色々と書けそうです。

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