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私と一緒に心霊現象解決屋になってください!

※この物語はフィクションです。実在のものとは一切関係ありません。

[登場人物]

霊崎(れいざき) 有希(ゆうき)(26)→昔から幽霊等の奇妙なものが見える体質の持ち主。7年前に両親が他界し現在は妹と2人で暮らしている。因みに妹の悪ふざけで女装させられたことをきっかけに女装にハマった。職場や採用面接の時以外では大体女装してる。

霊崎(れいざき) 沙奈(さな)(24)→有希の妹。元々は幽霊等は見えなかったが1年前から突然見えるようになった。現在は売れっ子小説家として偶にテレビに出ている。

宮魂東(きゅうこんとう) 優子(ゆうこ)(26)→霊から人々を守る為に設立された日本心霊対策会に所属していたが上層部に反発した為元々の評判の悪さもあり追放された。巫女としての力は一流だがそれ以外の能力がゼロ。ついでに常識も無い。

[設定]

日本心霊対策会→飛鳥時代から存在し現在まで名前を変えながら残ってきた組織。元々は霊から人々を守る為に除霊技術を持った巫女を集めて設立されたが、いつしか金回りの良い金持ちの依頼ばかり受け小さな心霊現象は無視するようになった為反発する者もいる。

俺の名前は霊崎(れいざき) 有希(ゆうき)。とある企業の採用面接に向かっている社会人だ。突然だが俺は昔から奇妙なものが見える。例えばそう...目の前にいる3メートルぐらいありそうな巨大な四つ目の化け物とか。少し怖いが愛嬌のある見た目とかではなく完全にオデ、ニンゲン、クウ!とか言いそうなタイプの化け物である。いや待てもしかしたら映画の撮影とかかもしれない。

「こ、こんにちはー。映画の撮影とかですかね?かなり凝ってますねー。」

「¥$@\#%」

駄目だ何言ってるのか分からん。だが人は見た目によらないと言うしこの化け物だって実は友好的な可能性もあると俺が思ったその時

「カアーッカアーッ」

と化け物の頭上をカラスが通った。すると次の瞬間化け物の腕が伸び「バリバリ」と音を立ててカラスを貪った。

「あー終わった。滅茶苦茶見た目によってたわ。」

長いようで短い人生だったなと覚悟を決め思わず目を閉じたその時だった!

突然「¥$÷<○*・〆!?」と化け物が明らかに人間ではない悲鳴とも取れるような声を上げた。俺が恐る恐る目を開けると化け物は跡形も無く消えており、代わりに女性が立っていた。

「間に合ってよかった。というか貴方アレが見えてたのね。」

「え、ええ。取り敢えず助けてくださりありがとうございます。私は昔から幽霊とかが見える体質なんです。所でさっきの化け物は?」

「複数の霊が合体した悪霊よ。恐らく昔ここで事故か何かがあったのでしょうね。でも除霊したからもう安心よ。」

女性の言葉を聞き、そう言えばここは昔工場があったが事故で潰れたという話を聞いたことがあったのを思い出した。

「所で貴方に一つ頼みたい事があるのだけど...」

女性が話している時俺はある事を思い出した。そう。今は会社の採用面接に向かっている最中だということを。

「すみません私用事があるのでもう行きます!ありがとうございました!」

「あっ!ちょっと待って...って速っ!」

そして1時間後。

「あー。あの雰囲気的に今回は不採用そうだなあ。妹の沙奈(さな)は今じゃすっかり有名作家なのに...3年間勤めてた会社が倒産してから1ヶ月。俺はまだ無職だ...」

そんな事をぼやきながら家に帰りドアを開けた。

「沙奈ーただいまー。」

「はーいおかえりー。」

パタンッ。俺は思わずドアを閉めた。何故ならそこには先程化け物から助けてくれた女性が居たからだ。

「見間違えか...」

そう呟き俺は再びドアを開けた。

「もうっ!出迎えたのにいきなり閉めるなんて酷いじゃないですか!」

見間違えであって欲しかった。

「あのーすみませんここ私の家なんですけど何故貴方がここに?というかどうやって?」

「貴方が走っていった後偶々妹さんに会って中に入れてもらいました。」

「???????????????????」

何故だろう。意味は分かるはずなのに全く理解できない。

「お兄ちゃん。その人の言ってる事は本当だよ。」

そう言って沙奈が玄関の近くに出てきた。

「マジで?なんであの道に?」

「お兄ちゃんスマホ忘れていったから届けようと思って追いかけたらこの人に会って、でお兄ちゃんに用があるって言ったから家に入れたの。」

「いや知らない人ホイホイ家に連れてきたら駄目だろ。」

「確かに。まあ取り敢えず外暑いし上がりなよ。」

沙奈にそう言われたので俺は家に入った。

「で、私に用って何ですか?というかそもそも貴方は何者ですか?」

「私は宮魂東(きゅうこんとう) 優子(ゆうこ)と申します。貴方に協力していただきたい事があり妹さんに連れてきてもらいました。」

「私に協力してもらいたい事?それはどんな事でしょうか?」

「私と一緒に心霊現象解決屋をやっていただけませんか?」

「お断りします。」

「私と一緒n」

「お断りします。」

「わt」

「お断りします。」

「即答!そんなにやりたくないのですか?」

「一応聞きますけどその心霊現象解決屋で今朝みたいな霊に遭遇することってありますか?」

「まあありますけど...殆ど遭遇しませんよ。5件に1件ぐらいの確率です。」

「まあまあな確率で遭遇するじゃないですか。嫌ですよあんな化け物とまた遭遇するの。」

「大丈夫ですよ。もし遭遇しても私が守ってあげますから。...多分。」

「そこは断言してくださいよ。というかそもそもなんで私に頼むんですか?」

「それは貴方が霊を見ることができるからですよ。今では霊を見ることができる人は貴重なんです。」

「あー成る程。でもなんで心霊現象解決屋をやろうとしてるんですか?」

「私は元々霊から人々を守る為に設立された日本心霊対策会という組織に所属する巫女だったのですが、金回りの良い金持ちの依頼ばかり受けて小さな心霊現象は無視するようになった今の組織のやり方に反対して追放されたんです。私は組織が無視している小さい心霊現象からも人々を守りたい。でもお恥ずかしい話ですが私はそこまで頭が良くありません。心霊現象はできるだけ霊の未練を晴らしてあげて成仏してもらうのが一番良いので協力して方法を考えてくださる方が必要なんです。」

彼女の真剣な眼差しに俺の心は揺らいだ。

「協力してあげたら?お兄ちゃんだって人助けするのは嫌いじゃないでしょ?」

「...分かりました。協力しましょう。」

「ありがとうございます!あっ因みに今私組織と一緒に実家の神社からも追い出されてしまったので住む場所が無いのですがここに住まわせてもらうことってできますか?」

「えっ...いやそれはちょっと...」

「良いよー。私の小説結構売れてるお陰で割と余裕あるし。」

「ありがとうございます!ということでこれからよろしくお願いします!」

「ええ...」

こうして俺の心霊現象解決屋としての生活が始まった。だがこの時俺は知らなかった。まさかこの巫女が...

生活力も常識もゼロだったなんて...

続く

ここまで読んでいただきありがとうございます!今回初めてローファンタジーに挑戦してみました!感想、修正点等是非よろしくお願いします!

[次回]始動!心霊現象解決室!

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