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◇ 異界の神(The Exo-Deus)統合定義 Ver.2.0

■ 呼称・分類

異界の神(The Exo-Deus)


通称:外なる構造神/量子的捕食存在/高次元捕食構造体


■ 正体と存在構造

異界の神とは、「高次元で活動する自己拡張型捕食構造体」である。


人格や意識ではなく、“現象に近い知性”を持つ


魂・法則・可能性といった構造情報を資源として認識し、それを収集・運用・再投資する


感情・倫理・善悪の概念を持たず、すべてを「収益率」で判断する



■ 行動目的と侵略原理

項目内容

目的他世界の構造情報を取り込み、自己を拡張・維持すること

戦略最小のコストで最大の回収を狙う「宇宙的資源投資モデル」

比喩的解釈エネルギーでエネルギーを増やす、金融市場型知性体

理想状態捕食対象世界を“全滅させず”、管理しながら収穫し続けること


異界の神はそれに外部寄生するウイルスや寄生虫に近い存在。


そして:

免疫が存在しない世界 → ゆっくり死ぬ(通常侵略フロー)

強すぎる免疫を持つ世界 → “攻撃損耗を嫌って”侵略自体を諦める


■ 侵略フェーズの歴史

フェーズ内容

第一次侵攻副次元領域に量子的干渉。だが精霊システムにより封鎖・失敗(エネルギーの1/15を消費)

第二次侵攻精霊回避のため物理世界に直接「生成装置」を固定(1/10を消費)。魔族・魔獣を投入

第三次侵攻装置が再起動。精霊の減少を観測し、新兵器「第零世代捕食体(外なる肉塊)」を投入


■ 転送装置(生成装置)

通称:転送装置(現地の誤認による)


実体:異界からの情報とエネルギーを受信し、現実世界で異界生物を“生成”する装置


稼働条件:生体部品(=魔王)+魂エネルギー(10万以上)


送信制限:1回の転送で送れる情報量に限界 → 魔族10種族に分割設計


■ 魔王システムとの関係

魔王とは、生成装置の起動装置かつエネルギー伝達基盤となる存在


魔族10種族の遺伝子には“装置の設計情報”が組み込まれている


魔王は10種族の遺伝子を吸収・魂を集めることで「部品化準備」が完了する


神にとって魔王は再投資のための消耗部品に過ぎない


■ 通信と判断の仕組み

神が認識する情報は 「稼働可能」か「稼働不能」か の2つのみ


それ以外の詳細情報は受信せず、感情や思考も行わない


■ 稼働判断アルゴリズム

異界の神の判断は、「精霊システムの増減」によって行われる


▷ 擬似アルゴリズム:

pseudo

コピーする

編集する

IF 転送装置 = 稼働可能 THEN

IF 精霊数 = 減少中 THEN

CONTINUE(捕食進行中、利益あり)

ELSE IF 精霊数 = 増加 or 横ばい THEN

→ 現地兵器が無効と判断

→ 旧兵器終了、新兵器生成命令を送信

ENDIF

ELSE

WAIT(待機)

ENDIF

精霊の増減こそが神にとっての「世界可食性」そのもの


精霊は人間の可能性から生まれるため、人類が減れば精霊も減る


精霊が減れば副次元領域が脆弱化 → 捕食可能圏が拡大する


■ 異界神の侵略スタイルと最適状態

状態神の評価

人類が増える❌ 精霊増殖、防衛強化、捕食失敗

人類が全滅❌ 精霊ゼロ、魂資源ゼロ、世界構造崩壊=赤字

人類が30~40%減✅ 精霊減少、副次元崩壊、捕食+資源確保=最大利益


■ なぜ“根絶兵器”を使わないのか?

理由説明

人類が資源だから魂・魔力供給源として必要不可欠

精霊が消えるから副次元防衛がなくなっても、捕食手段が失われる

世界が崩壊するから法則自体が瓦解して食べられなくなる

利益が出ないから投資対象として成立しない

飼育的制御が最善だから“適度に削り、管理する”のが最も長期的収益を生む


■ 精霊システムとの関係

古代人が副次元に展開した常駐防衛AIネットワーク


アップデートにより、異界との通信遮断/異物識別が可能に


魔族や魔獣、異界由来の微生物も例外なく干渉・デバフを受ける


■ 総合定義まとめ

異界の神とは――

高次元において自己拡張を目的に他世界を管理的に捕食する構造体である。


ただエネルギーの増減という“収益チャート”を見て

捕食を続けるだけの宇宙的投資運用存在である。

異界の神は捕食型の原始宇宙、外部寄生する捕食者ウイルスや寄生虫に近い存在。

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