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愚痴・お勉強の時間

すみません遅れました→すみません体調が良くなくて→すみませんストックが尽きました→すみませんスランプです→ごめんなさい大分空いてしまいました→お待たせしました→連載再開です→この作品は月イチ更新です→

作者: まい

 ほとんど説教臭かったり暴言まみれだったりする内容ですので、そんなのがおイヤな方は回避をお願いします。


 ついでに散文でとても読みにくいです。


 それでも良いと思って下さる方だけ、どうぞ。

 こうして、なろうを読ませて頂いていると、時々遭遇する作者の報告。


 前書きや後書きだったり、活動報告だったり。


 それで出される、読者目線だと悲しいお知らせ。



 すみません。 更新が遅くなりました。



 仕方ないんです。 作者も人間。 長く書き物をしていれば、人生でナニカが起きます。


 仕事が忙しくもなるでしょう。 急用が発生するでしょう。 生きていれば病気や怪我をするでしょう。 心境が変化するナニカが起きるでしょう。 よくわからないけど無性にやる気が出ない期間もあるでしょう。


 それに対応していて遅くなるのは仕方ないし、悪く言う事じゃない。






 でも、たまに見かけるやつがですね。


 謝る内容の順番が変われど、やる人はやります。





 最初は毎日投稿してて、途中で毎日投稿が難しくなって間隔が空く宣言。


 それは仕方ないです。


 そんな毎日投稿し続けられる人なんて、そうそういませんし。


 それでその作者に最適な投稿頻度を探るのに、投稿ペースが不安定になるのは良くあること。


 それを自分は非難しません。


 自分は5〜7日に1話ペースが今の所(しょう)に合っているので、それでしばらく書かせてもらってます。






 その個人個人の事情に合わせて楽に続けられるペースを掴めない作者さんも、()られるようで。



 タイトルみたいに最初は毎日投稿してて、体調不良が本当である時も有りましょうが、体調が→治った!→体調が→治った!→体調が………………と同一作品中でかなりの短期間に何度も何度も繰り返す御仁(ごじん)(まれ)に存在します。


 毎日投稿! と宣言しといて、それで数日間隔が空いたりするんです。


 季節の変わり目で、そういう事もあるよね。 と納得できるタイミングもない訳ではないのですが……。


 治った報告をして次の回で、またすぐ体調不良を訴えるのとかされると、心配と同時に(ひね)くれた勘繰(かんぐ)りもうっすらと湧いてしまうのです。


 そこまで来ると「こりゃ投稿遅れの言い訳に体調不良(けびょう)を使ってるな?」と。


 そしてそれを長いこと繰り返し、いつの間にか「スランプで投稿が遅れますごめんなさい」なんて宣言が出てくるんです。


 本当にそうである人も居るでしょう。 自分もネタが出てこないなんて日常茶飯事ですし、こうやってたまにエッセイっぽいのを書いて誤魔化したりしてますし。


 でも中にはいるんですよ。


 スランプじゃなくて、本当は書いている作品に飽きたとか批判ばっかりもらってイヤになったとかで、連載作品を続ける気力が尽きちゃった〜なんてのも。




 それで書く気力が戻るまで放っておいた言い訳を考えられず、ごめんなさい大分空いちゃったと。


 それで戻ってくると、読者様から待ってた〜なんて案外暖かい言葉をもらえて、嬉しくなったり。


 でも間隔が空きすぎてどんな作品だったか忘れちゃって、読者様から指摘を沢山頂いて、それで(へこ)んでまた投稿間隔が空いて。




 ちょっと悪い作者だと、間隔が空いても暖かい言葉をもらえた所で「この位読者を待たせても、大丈夫なんだ!」と思い、以前の数日空けただけで謝ってた頃の気持ちを忘れて、平気で月イチとか隔月(かくげつ)イチとかの連載をやらかして下さると。


 あ、いえ。 それが最適な連載ペースであるなら、それで構いません。 


 むしろガンガンやって下さいな。


 個人的には、そんなに間隔が有ったらネタ探しとかもしなくなって、何も思い浮かば(ネタ電波を受信でき)なくなって筆を置く事になりそうだけど。



 あ、これは別に特定作品へ投稿ペースがおせーよと文句を言うつもりで、書いている訳ではありません。




 そんな感じで投稿が以前より遅れる頻度が増えても、それを悪いと思わず、しかも1話を書き上げるのにそんなに時間がかかるか? と。


 んで、そのやっと更新された話の文字数が500文字未満とかだった場合の、あの待った甲斐がほぼ無かった時の悲しさよ……。



 いや、それでも書いて投稿して下さった気持ちは嬉しいのですが。






 こうなると、逃げグセと呼んでも良いかもしれません。


 これだけの期間は投稿しなくても良い。 そう思う間隔が長くなり過ぎると、間違いなくダラけます。


 1ヶ月間、ぼんやりとでもネタ探しとかネタを考え続けていて、それでも出ないなら仕方ないんですよ。


 でも。


「3週間休んで、1週間で書いて投稿すれば間に合う」


 とか考え始めると最悪です。 もはや、夏休み中に夏休みの宿題をする気が無い、悪ガキみたいなモンです。


 その4週間で間に合わず、遅くなって投稿しても「ちゃんと投稿してくれる作者は偉い!」と読者側が作者に調教されてしまって、作者は更に「もっと遅れても良いんだ!」とか「どれだけ遅くなっても1つ投稿すれば、しばらく投稿しなくて良いんだ!」になってしまいます。


 で最悪なまま進むと、作者が投稿するのすら忘れたり、投稿する気力そのものが完全に無くなって作品はエターナル……(白目)



 これは悲しすぎます。




〜〜〜〜〜〜




 作者が趣味で書いているなら、それはそれで別に良いって話の向きもあります。


 実際に個人が好きで書いていて、書いている作品が好きじゃなくなったら放棄。


 それで構いません。






 問題は、そんなのを()()()()()()()()()やつがやっていた場合。


 そんなペースで作品を書いていたって、作品への熱ってのが作家側と読者側と、それから出版社側と。 それぞれ有るんですよ。


 あんまりにも遅筆(ちひつ)だと、作品がどれだけ面白くても続きを待つ人々は、待ち草臥(くたび)れます。


 そうなれば出版社はそれを感じ取り、売り出しても(もう)からないと判断し、次巻の話を取り止めにするかもしれません。


 逆に売れる内に次巻を出したいからと、出版社が作者へせっついても「続きが書けません!」とか「出来るだけ急ぎます」(締め切りを守るとは言ってない)じゃあ見放される。



 …………あー、ほら。 担当さんがついて細かい世話をしてくれたり、ホテルや旅館に缶詰めとかに憧れがあるかもですが、そこまでやってくれるのは大御所相手ですよ。


 書いたものが絶対に売れると思われる、本当に人気な作家だけ。


 逃げられたら大損害なんで、それを防ぎたいって相手だけ。


 中堅以下には、事務的で均一的な対応しかしませんて。 どーせ、多分。


 担当さんによっては、担当さんだって人間だし例外もあるとは思いますが。




 それなんで、本気で書籍化(商業)作家になりたいなら、書きたくないなぁ……なんて思う時でも無理矢理に書かねばならんタイミングが必ずある。


 イヤイヤ言ってたら、出版社から「あ、やっぱいいです。 書籍化の話は無かった事に」と言われるのもスグ。


 それなのに「良い作品を書くために、もっと時間をかけて書きたい(書く気が湧かないから待ってて)」なんて言えるか? 言っていられるか?




 プロの作家になりたい方。


 あなたが本来考えていた投稿ペースから遅れてきた時に感じた「ごめんなさい」や「ヤバい!」の感情を忘れてはいけません。


 気分が乗らなくても、ネタが何も思い浮かばなくても、何か書いていれば案外筆に勢いが出てきます。


 嫌になっても書くんです。


 筆を折りたくなる直前まで兎に角書いて、書いて、書いて、書いて、書いて、書き抜いて。


 ちょっと休んで、また書く気力を養って、書き続ける。


 すると、いつの間にか文章記述マシーンとなって、書いてないと落ち着かない体になるかも知れません。


 そんな体にならなくても、書く気力が無くても、書くことに抵抗を感じなくなってくるでしょう。


 プロ作家は、そこからが勝負です。




 これを書いている頃には、スパイ家族のアニメの2期が放送されていますが、それの原作者の漫画家先生はその作品のキャラに愛着が無いとおっしゃいます。


 本当に描きたい作品を諦めて「こういうキャラが必要だ」と担当さん(だったかな?)に提案されて一般ウケを狙って描いた作品が大ウケしたとか。


 それで売れたんだから、それも1つの正解なのでしょう。


 書きたい物を書き続けて好評をもらえるのが最上でしょうが、それでメシが食えるか分からないのも事実。


 書きたくないとか書けないからと逃げたら、プロになるか……プロで居続けられるかが、難しくなるかもですよ。

 ある日突然連載がストップして、少し経ったら新しい連載作品を投稿し始めてるネタとは別の、なんか言い訳をして少しずつ少しずつ投稿間隔が空いて行き、〇〇頃に次話を投稿します!ってあとがきを最後に、別連載作品を投稿し始める方がおられます。


 だから何だって話ですが、そういうので最初に完結します! とか完結できるよう頑張ります! とか書かれていたのに、それが途中で気付いたら消されてて、悲しくなった作品も有ったり無かったり。



 プロ作家になるなら一定の結末をつけてから別の作品に移るようにしてないと、プロ化した後に一冊書き上げられるのか不安になったりしますわ(他人事(ひとごと)


 プロ志望でエタると言えば、反応が悪いから連載打ち切りでエタらせるやつ。


 打ち切りや完結を決めるのは出版社側であって、作家ではないのです。


 作家が出来るのは、連載を終了させたいと出版社側へ望みを伝えることと、書くことのみ。 あ、書いた作品を出版社へ持ち込むのも出来るか。


 打ち切りが決まっても、打ち切りだとしても章(巻)を完結させてから打ち切りまでは書き上げる。



 つまりキリのいい所まで話(作品)を書く。 それ()作家が求められる能力ではないかと思います。

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― 新着の感想 ―
[一言] なろうの場合、文字数によるところもあるけど、週一更新になったらもう殆ど読まないな。 自分の頭が悪いだけなんだけど一週間経ったら内容忘れる。
[良い点] 読ませていただきました。まさに読者目線なので賛否両論になるかな、と思いました。作者目線だとこのサイトを利用しておられる方々全員の喉に刺さるようななんとも言えないイガイガした気持ちを想像して…
[一言] >問題は、そんなのを書籍化作家を目指すやつがやっていた場合 >プロ志望でエタると言えば、反応が悪いから連載打ち切りでエタらせるやつ 「やつ」って何ですか? あなたがどのような覚悟で作品を書…
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