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42話 弓使いの面接


剣士「そろそろもう一人仲間がほしいな。よし、募集の張り紙を出しておこう」



ーー数日後



??「パーティーメンバーの張り紙を見たのだけれど」



剣士「あ、メンバー希望者の方ですか。では一度面接させてください

   えー、では自己紹介をお願いします」



弓使い「私は弓使い。代々狩猟をしてきた家系で、普段はハンターとして生計を立てている」



剣士「なるほど。やっぱりその弓を使って鹿とかを狩るんですか」



弓使い「いいえ、狩猟の対象は主にアサリ」



剣士「潮干狩りじゃねえか」



弓使い「時々ハマグリも取っている」



剣士「どっちにしろ貝だね。

   ま、まあ良いや。えーでは貴方の性格を教えて下さい」



弓使い「私の性格はハンターとして特化している。合理的で、何一つ無駄なことはしない」



剣士「なるほど。いつも潮干狩りしかしてないのに弓矢持ち歩いてる人が言うと説得力が違いますね

   では貴方の性格を表す出来事はありましたか?」



弓使い「例えば、コンビニでハシをもらい忘れた時のためにmy ハシを持ち歩いている」



剣士「どんどんハンターとかけ離れていきますね。ちなみにどんなハシなんですか?」



弓使い「これなんだけど」(矢筒の中の矢を指差す)



剣士「それハシだったの!? 長くない!?」



弓使い「その考えは合理性が足らない。もし客先ですごく大きい肉とか出されたときでも摘めるようにこの長さなの」



剣士「切り分けて食え」



弓使い「それからこのハシは畳と同じ材質で出来ているから、3時のおやつに食べることもできる」



剣士「食えねえだろ畳は

   え、じゃあその弓は……?」



弓使い「これは歯間ブラシ」



剣士「だからでかすぎるよサイズが! 絶対口入んないだろ!」



弓使い「どう? 私の魅力はわかってもらえたかしら?」



剣士「いやいまのところバカでかいハシと歯間ブラシを抱えたアサリ漁師なんだが」



弓使い「何その変質者」



剣士「お前や」



弓使い「ここに、弓使いが優秀なハンターであることをを裏付けるエピソードが語られようとしているのであった」



剣士「何でナレーション風なんだよ」



弓使い「弓使いの朝は早い。まだ日も昇らぬうちに起き、再び目を閉じる」



剣士「二度寝してんじゃねえか」



弓使い「そして目を覚ますと朝の11時」



剣士「昼だよ」



弓使い「身体の負担にならぬよう軽い朝食を取って、再び布団に潜り込む」



剣士「寝る一方じゃねえか!!」



弓使い「起きると深夜0時。こうして弓使いの一日は終わった」



剣士「終わった!! ニートでももっとアクティブだぞ!!」



弓使い「あなたあ私を仲間にすべき」



剣士「あ、いや、結構です……」




おわり


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