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164話 闇魔道士の店のアルバイト0

剣士

あれ? 今日闇魔道士の店閉まってるな。ちょっと入ってみるか



ーー剣士は中に入った!



闇魔道士

おああああ!!! 



剣士

うわあびっくりした! どうしたんだよ



闇魔道士

どうしたんだよじゃないわこのヘチマパラダイスが!



剣士

そんなパラダイスになった覚えはないが



闇魔道士

最近客が増えすぎて疲労困憊どっこいしょの所だったのだ



剣士

じゃあ俺がバイトしてやろうか? 



闇魔道士

駄目だ! うちは硬派な飯屋。たとえ貴様がかつての盟友だとしても、素人をおいそれと働かせるわけにはいかん



剣士

バカにすんな、俺だって剣士になる前ウエイターくらいしたことわるわ。いつまでも休業してられないだろ



闇魔道士

よし、じゃあこの制服を着ろ



剣士

分かった……これ女子の制服じゃねえか! めちゃくそミニスカートだし!



闇魔道士

それしか無いのだ! 有難く着ろ!



剣士

有難くねえよ! というかここ硬派な飯屋じゃなかったのかよ! めちゃくちゃ客をエロで釣ろうとしてんじゃねえか!




闇魔道士

実はそれ、ウエイトレスに着させて我が自らの目の保養にしようと思って買ったものなのだ



剣士

結局エロ目的じゃねえか!



闇魔道士

だがどうだ! バイト志望で来るのは貴様のような男ばかり!



剣士

この店客も男多いしな



闇魔道士

仕方ないから普段は厨房の中で我が着ているのだ!



剣士

何してんだよ!!! 何してんだ自称硬派の飯屋!! 



闇魔道士

良いか剣士よ。硬派かどうかは、着ている服が決める物ではないのだ



剣士

バリバリエロ目的で女にミニスカート履かせようとしてた奴が言っても説得力無いよ?



闇魔道士

我がミニスカートの制服を着るとなにが起こると思う?



剣士

想像させんなぶっ殺すぞ



闇魔道士

まず客から変な目で見られる!



剣士

当たり前だろ



闇魔道士

あと揚げ物とかしてると油が散って痛い



剣士

じゃあやめろや! 



闇魔道士

剣士! どうかあのミニスカを履ける女を紹介してくれぬか!



剣士

いやそんな都合いい女いないよ



闇魔道士

そうか……。……



剣士

どうした?



闇魔道士

何だか貴様が履いても興奮出来そうな気がしてきた



剣士

おい!



おわり





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