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145話 魔法使い、キャバ嬢になる2

ーー魔法使いはホステスとして体験入店していた!





魔法使い

剣士さんいらっしゃい



剣士

お前さっき火事起こしてなかったか?



魔法使い

気のセイッ! 気のせいセイッ!



剣士

正拳突きすな



魔法使い

さて、何かお酒頼んでくださいよ



剣士

いや、俺未成年だしなあ



魔法使い

じゃあ粉ミルクでも頼みますか



剣士

そんな生まれて間もなくもないわ



ーー剣士はソフトドリンクを注文した!



魔法使い

ということでお話しましょうか



剣士

話するって言ったっていっつも話してるしなあ



魔法使い

こういう時こそ気を利かせて話題を振るのが剣士さんの仕事ですよ



剣士

俺がそのサービスを受けに来てるんだよ



魔法使い

おっと、セクハラですか?



剣士

こんなホステス嫌すぎるわ



魔法使い

その1、髪を盛り過ぎて天井まで届いてる



剣士

いや『こんな~は嫌だ』ネタじゃねえよ!



魔法使い

その2、そのホステスがいると必ず事件が起こる



剣士

お前じゃねえか!



魔法使い

何ですかその言い草は! カンボジアの人に謝ってください



剣士

カンボジアの人、エグイ言いがかりされてる!!



魔法使い

そういえばママから言われたんですけど、良いホステスは雰囲気づくりが上手なんですって



剣士

じゃあお前0点だよ



魔法使い

今から雰囲気づくりするのでBGM流しても良いですか?



剣士

何のBGM流すんだ?



魔法使い

カブトムシの交尾する音です



剣士

どういう雰囲気を作ろうとしてるんだよ!



魔法使い

剣士さんもムラムラしてくるかなって



剣士

俺のこと虫だと思ってる!?



魔法使い

あとはカブトムシゼリーを剣士さんの顔に塗ってっと



剣士

客をカブトムシのエサにしようとするな!



魔法使い

こんな客は嫌だ……その1、カブトムシゼリーを顔に塗ってる



剣士

お前が塗ったんだよ!!!



おわり




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