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141話 潜入

ーー剣士と女騎士は謎の集落に潜入していた!




女騎士

そろそろこの集落から出たいな



剣士

出たいなってお前が連れてきたんだろ



女騎士

私は『くっころ祭り』と朝刊のチラシに入っていたから、行ってみようと思っただけだ。どんな場所かまでは知らなかった



剣士

スーパーの広告かよ



老人

あ! お前たちだな! 温泉の時計を破壊したのは!

※剣士は温泉で、監視カメラが仕込んであった時計を壊しました。




女騎士

剣士です。剣士が全部やりました



剣士

速攻で仲間売りやがったこいつ!



老人

この村で時計を壊すことは死刑並びに晩飯抜きの刑に相当するぞ!



剣士

並んでねえよその二択

というかお前らが時計の中にカメラ仕込むのが悪いんだろ



老人

は、そ、そお、そおそっそそそそそそそっそそおっそおsそっそそそそっそ



剣士

めちゃくちゃ動揺してソしか出ないピアノみたいになってる



老人

くそっ! もう少しで若い男の裸が見れると思ったのに!!



剣士

狙い俺だったのかよ!



女騎士

なあ剣士、減るものでもないし見せてやったらどうだ



剣士

嫌だよ!



老人

ついでにそっちのオナゴのおっぱいも拝みたかっ



女騎士

くっころビーム!!



剣士

くっころビーム?!



老人

ぎゃああああああ!!!




ーー女騎士の目から光線が放たれ、老人が亜鉛のサプリメン卜になった!



剣士

ええ怖っ!! お前そんな魔●ブウみたいな攻撃出来たの!?




ナレーション

活力のない日々を過ごしていた田中さん。歳のせいかと思っていたとき、あるサプリメントを勧められました




剣士

何か急に老人向けサプリメントのCMみたいなの始まった!!



田中さん

いやあ、最初は半信半疑だったんですけどね、試しにこのサプリメントを一日100錠取っていたらみるみる身体に変化が現れたんですよ




剣士

いや致死量だろ100錠は! 何でお試し感覚でオーバードーズするんだよ!!



田中さん

次の日、視界が違うんですよ! まるで見たことのない景色。病院のベッドの上でした



剣士

ぶっ倒れて入院させられてんじゃねえか!



田中さん

そして身体が軽いんですよ。まるで胃の中に何も入ってないみたいでね



剣士

胃洗浄してるからだろ!



田中さん

で、よく眠れる! 次に目を覚ましたのは3週間後でした



剣士

めちゃくちゃ生死の境彷徨ってる!!!



田中さん

そしたら記憶もはっきりしてきてね、ご先祖様たちの顔を明瞭に思い出せるんですよ



剣士

あんた三途の川渡りかけただろ!!



ナレーション

最後に一言、このサプリメントに出会って、どう思いましたか



田中さん

こんなサプリメント、売っちゃ駄目ですよ



剣士

最後に本音出た!



おわり



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