表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
141/205

138話 狂戦士は舐められたくない





狂戦士

クソがあ! どいつもこいつも俺のことを舐めやがって! ペロペロペロペロペロよお!



剣士

犬かな



狂戦士

おい! 舐められなくするためにはどうしたら良いんだ!



剣士

お前狂戦士って名前付いてるんだからもっと危険な感じを出したら良いんじゃないか



狂戦士

じゃあ俺はビジネスホテルになるぜ!



剣士

どういう決心なんだよ



狂戦士

ひとまず俺の中に入れ



ーー狂戦士の口がラブホの駐車場入口みたいになった



剣士

嫌すぎる! これ完全に違法建築だろ!



狂戦士

早く入れえ!



ーー剣士は口に吸い込まれた!



剣士

いてて……



???

いらっしゃい、ここは狂戦士の体内です



剣士

お前は?



???

私はスターバックスのロゴマークの人に顔が似た人



剣士

誰なんだよ!



そっくり

ここに来たということは、宿泊をご希望ですか?



剣士

いや、俺無理やり吸い込まれたんだよ



そっくり

では不法侵入で排除します



剣士

いや理不尽すぎるだろ! 



ーー右の壁からビーフシチューが出てきた!



剣士

なんで!? ここ狂戦士の体内だよな!?



そっくり

こちらビュッフェ形式となっております



剣士

いらねえよ! 狂戦士から分泌された肉なんか食いたくないわ!



ーー空から大量のアパホテルが降ってきた!



剣士

天変地異がすぎるだろこの場所!! どこがホテルなんだよ!!!



そっくり

さあ好きなホテルにチェックインしてください???



剣士

アパしかねえじゃねえか!



そっくり

そろそろお風呂の時間ですよ!



ーーお相撲さんが大量に迫ってきた!



剣士

どんな悪夢だよ!!! うわっ! 押しつぶされる!!



そっくり

当店自慢のサウナです



剣士

めちゃくちゃ汗臭いんだが!!! 



相撲取り

はいこれ(バターを渡しながら)



剣士

あとどさくさに紛れて俺の手にバター握らせてくるやつもいるんだが!!



そっくり

ではそろそろ就寝の時間ですよ! 喰らえ! 拳銃!!



剣士

めっちゃ普通の暴力!!



そっくり

ほら寝ろ! 寝ろ!!!



剣士

こいつここぞとばかりに永眠させに来てる!!



狂戦士

剣士! 大丈夫か!



剣士

え? あれ? じゃあここどこ?



狂戦士

もちろん俺の体内! 今俺の脳みそはその辺にいたほうじ茶がコントロールしている!



剣士

大丈夫なのそれ!?



狂戦士

心配するのは後だ! 一緒にあいつを倒すぞ!



剣士

どうするんだ!



狂戦士

いでよ! アパホテルでもらえる無料の水!



剣士

アパの水ってあの社長の顔が刻印されてるやつじゃねえか!




ーーアパ水がそっくりの上に降り注いだ!



そっくり

ぎゃあああああ!!! 浄化されるうううう!!!……



ーーそっくりは浄化されていった!



剣士

あの水そんな除霊効果あったの!?



狂戦士

さあ、夕日に向かって走るぞ!



剣士

ここお前の体内だよ!




おわり















 


























































評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ