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137話 蛇に噛まれた剣士

ーー剣士はヘビに太ももを噛まれた!



剣士

うわあ! やばいこいつ猛毒の蛇だ!



魔法使い

やったあ!




剣士

やったあ!?



魔法使い

ちょっと傷口見せて下さい。私が吸い出すんでハアハア



剣士

何でちょっと興奮してんだよ!



魔法使い

チュー、ぺっ、チュー、ぺっ



剣士

おい



魔法使い

何ですか忙しいんですよ



剣士

いやお前がさっきから吸ってるの俺の手指じゃねえか



魔法使い

それが何ですか!!



剣士

逆ギレ!?



魔法使い

だって剣士さんの指美味しいんですもん!!!



剣士

いや美味しいんですもんじゃねえよ! バカか!!!



魔法使い

しょうがない、こうなったら助けを呼びましょう



ーー魔法使いは電話を掛け始めた!



魔法使い

もしもし、ラーメン2兆個



剣士

いや多い!!! 世界全人類で食って余るくらいに多い!! ってどこに掛けてんだよ!



魔法使い

119です



剣士

迷惑電話じゃねえか!



魔法使い

何怒ってるんですか。剣士さんの分も頼んどいてあげましたよ



剣士

そういう問題じゃねえ!



救急隊員

こんにちは、ラーメン二兆個お持ちしました!



剣士

本当に来た!!!



魔法使い

ご苦労様でした




ーー救急隊員は帰っていく!



剣士

おい待て待て! 俺ヘビに噛まれたんだけど!!



救急隊員

いや業務外作業はちょっと……



剣士

何でだよ!!! ラーメン配達するほうがよっぽど業務外だろ!!! 二兆個も!!



ーー救急隊員は星に乗って帰っていった!



剣士

おい急にメルヘン色出してくるな!! 死にかけてんだよこっちは!!



魔法使い

もう一回電話するので待っといて下さい

もしもし、キングサイズ一つ




剣士

待って!! 絶対違う!! それ絶対助け呼ぶときの電話じゃない!!



魔法使い

いや今度はちゃんと葬儀屋にかけてますよ




剣士

諦めてんじゃねえか!!! さっさと俺が死んだ後の手配しようとしてんじゃねえか!!

じゃあキングサイズってなんだよ!




魔法使い

棺桶のサイズです



剣士

入んねえだろ焼却炉に!!! 



魔法使い

大丈夫です。剣士さんの遺体は亜音速で宇宙に飛ばすので



剣士

何で技術の粋を集めて俺の死体を宇宙にぶん投げようとしてるんだよ!!!

どっちにしろキングサイズなんてでかいのいらないだろ!



魔法使い

いりますよ。だって隣に私が入るんですから



剣士

怖ええ!! レベル100のヤンデレ怖えええ!!!



魔法使い

さて、そろそろ気づいてると思いますけど、あれ毒蛇じゃないですよ



剣士

え、本当だ……全然死なないな




魔法使い

でも一緒に棺桶には入りましょう



剣士

やだ!!!




おわり

しばらくショートコントの投稿は停止状態になる予定です。ごめんね。

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― 新着の感想 ―
[良い点] この連載、コメディの実験室みたいな感じで面白かったです。 再開したときにはさらにパワーアップした狂戦士が見られますよね?(謎の圧)。 楽しみに待ちたいと思います。
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