134話 忍者になりたい闇魔道士
闇魔道士
我は忍者になるぞ
剣士
急にどうした
闇魔道士
忍者ハッ◯リくんを見たのだ!
剣士
古いぞおっさん
魔法使い
じゃあまずこの竹を使って水中にみをひそめてみて下さい
ーー闇魔道士は竹をくわえて水中に身を潜めた
竹
すーはー、すーはー
魔法使い
暇ですね。そうめん流しでもしますか
剣士
お前闇魔道士放置プレイするつもりだろ
魔法使い
違いますよ
ーー魔法使いはそうめんを竹の中に流し始めた!
竹
ごぽっ! ごぽ!
剣士
何やってんのお前?!!
魔法使い
そうめん流しです
剣士
いや人の口に直接流し込むんじゃねえ!!
闇魔道士いま絶対つらいぞ!
魔法使い
そうですね、すみません。つゆも流しますね
剣士
口の中でそうめん作ろうとすな!!
魔法使い
わさびもいっときましょうか!
竹
ぶぼおおぼぼぼぼ!!!
剣士
悪魔か!!
狂戦士
そうめんだ!! 俺のだああ!!
ーー狂戦士は竹をくわえて吸引し始めた!
剣士
きたねえ! 未だかつてないほどきたねえ間接キスが行われとる!!
狂戦士
くそっ! 全然取れねえ! そうめん食べたいのに!
剣士
じゃあスーパー行けよ!
ーー狂戦士は竹の中にちゅるうんと入り込んだ!
剣士
そうめんかあいつは!
闇魔道士
ぶはああ!!!
剣士
闇魔道士! 無事だったk……
ーー闇魔道士は狂戦士と一つの生命体になっていた!
剣士
何が起こったんだ!!?
魔法使い
なるほど、これが忍術ですか
剣士
いや絶対違うだろ!!
闇魔道士+狂戦士
俺は……我だ
剣士
よく分からないけど何かに納得したぞこいつ!!
魔法使い
全く、早くもとに戻ってくださいよ。世話が焼けるんだから
剣士
お前が元凶だろ!!
ーーその時、闇魔道士が水の中から現れた!
闇魔道士
ぶはああ!! 死ぬかと思った!!
剣士
え? 闇魔道士? じゃあこの闇魔道士+狂戦士は……?
闇魔道士+狂戦士
泉の精霊です
剣士
いや嘘つけ!!
闇魔道士+狂戦士
あなたが落としたのは金の玉ですか? それとも金の玉ですか?
剣士
金玉しか落ちてねえ!!!
魔法使い
握りつぶしたいので両方ください
剣士
お前は帰れ!
おわり