表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
136/205

133話 狂戦士はバンドやりたい・

狂戦士

俺はバンドやりてえ! 俺様の音楽を! 世界中の人に聞かせたいんだ!!



剣士

本音は?



狂戦士

オフパコ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



剣士

力強く宣言しすぎだろ

何の楽器を担当するんだ?



狂戦士

ドラムだドラム!



剣士

何かそういうイメージだわ



狂戦士

おい剣士! 早速俺の尻を叩いてくれ!



剣士

何でお前自身がドラムになるんだよ。それドラムじゃなくてドМじゃねえか




狂戦士

しかし困った。俺がドラムで剣士がボンゴとして一人足りない



剣士

何で打楽器しかいねえんだよこのバンド。あと俺を勝手にボンゴにするな



狂戦士

あとは自分の頭を地面に打ち付けながら音を出すへッドビートがいれば完成だ



剣士

一人ものっそい命がけのパートがいる!! 絶対脳のダメージやべえだろそれ!!



狂戦士

大丈夫大丈夫、世間のヘッドビート達は全員筋肉が肥大しまくってムキムキのやつばっかだから



剣士

脳のリミッター外れてんだよ!! リミッターがぶっ壊れてるから筋肉が無限に肥大し続けてんだよ!



狂戦士

あとよく飛んでるトンボを捕らえて食べる



剣士

激しく人間の尊厳とは何かを訴えかけてくる姿!! 本当に脳イカれてるじゃねえか!



闇魔道士

ほう、貴様ら面白そうなことをしているな



剣士

あ、今来ない方が……



ーー闇魔道士はめちゃくちゃマッチョになっていた!



剣士

何があったその姿!?



闇魔道士

いやいや、たいしたことでは……



ーー闇魔道士は飛んで来たトンボを伸びる舌で捕らえて食べ始めた!!



剣士

カメレオンか!!!



闇魔道士

むしゃむしゃ、うーん、瀬戸内海瀬戸内海



剣士

怖えええ!!!!! 何言ってるか分かんなくてめちゃくちゃ怖えええ!!!!!



狂戦士

よし、これで揃ったな



剣士

揃ってねえよ!!! さっさと闇魔道士を病院に連れて行くぞ!



狂戦士

だが普通のバンドだと面白くねえ。全員ヘッドビートでやるぞ!!



剣士

やらねえよ!!!



おわり


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ