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130話 勇者と魔王の花見

魔王

よし、今年は花見に行こう



勇者

花より団子という言葉をしっているか



魔王

何だ急に



勇者

花よりち〇こ



魔王

帰れ!!




勇者

魔王、そういう言葉もあるし、花見より俺のちn



ーー勇者は消し飛ばされた!



ーーなんか桜がいっぱい咲いてる場所!



魔王

ふう、やはり桜は綺麗だな……だが散っていくのが物悲しい



勇者

物悲しいで! 物語を終わらせない!!!



ーー勇者は自分の身体に桜の花を張り付け始めた!



魔王

何をやってるんだあの変態は……



勇者

あ、魔王! お前のいう通りやっておいたぞ!



魔王

ちょっと待て! 何で貴様の変態行為が私の指示みたいになってるんだ!



勇者

いやお前が「全身くまなく桜の花びらをセッティングしとかないとお前の母親を学校の売店で働かせるぞ」って言ってたじゃねえか!




魔王

何一つ言ってないわ!! 何だその思春期に一番効きそうな拷問は!



勇者

まあそういうな、いったん俺の身体に張り付けた花びらで作った桜もち食えよ



魔王

食への冒涜だろそれ!!



勇者

いやでも滅茶苦茶人気だぞ。イカから



魔王

イカ!?



イカ1

俺のだ! 俺の桜餅だ!



イカ2

いいや俺のだ!!



魔王

漁業かな?



勇者

それだ!!



ーーこうして勇者は桜餅を使ってイカ釣り漁を始め、巨万の富を築いたのである

  



魔王

何だこの終わり方は!



ーーしかしイカを取り続けたことによって生態系が崩れ



魔王

あれ続いてる



ーーこの銀河は終わりを迎えた



魔王

何があった!!?




おわり


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― 新着の感想 ―
[一言] バタフライエフェクトというやつか
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