表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
124/205

121話 怪獣が現れた!

剣士

さて、今日も飯食いに行くか



ーー街中を巨大な怪獣が跋扈していた!



剣士

ええ!? か、怪獣だあ!



街の人

おいどうした?



剣士

あそこ! あそこに怪獣が!



街の人

何をそんなに驚いてるんだ。この街ではよくあるだろ



剣士

いやそんなことないよ!?



街の人

現に今俺の前にヒモが歩いてる



剣士

うるせえよ! 今そんなアメリカンジョークみてえなこと言ってる場合じゃねえだろ!



街の人

まあまあ、あれは無害な部類だから、俺には分かるんだ



剣士

本当なのか……?



ーー怪獣は街の人を踏んづけた!



街の人

ちゅぴっ!!



剣士

大丈夫か!? めっちゃ潰れたカエルみたいな音しましたけど!!!



街の人

え? 何が?



剣士

いやつよがっとる場合か! さっきヒヨコみてえな声出してたじゃねえか!



街の人

まあ見ての通り怪獣は無害だし心配するな



剣士

目の前で害されてんだよお前が!



街の人

まあまあ、これくらい朝飯前だから。



剣士

お前毎朝何やってんだよ!



街の人

とにかくこんな事じゃ無害とは呼べねえな



剣士

じゃあ有害じゃねえか!!!




ーー怪獣が町の人を食べた



剣士

食われとる!!



街の人

大丈夫大丈夫、ちょっと体溶けてきただけだから!



剣士

もうそれ人生最後の言葉だぞ!!



街の人

噛まれてないから問題ないさ!!



剣士

体溶けてるのに!?



ーーぐちゃぐちゃぐちゃと怪獣の口から音が響き始めた!



剣士

食われてんじゃねえか!!! 全年齢向け作品で鳴っちゃいけない咀嚼音しとる!!!



ーー突然、怪獣が泡を吹いて倒れた!



剣士

怪獣を殺すほどの毒だと!?



街の人

だから言っただろ、大丈夫だって



ーー口の中から狂戦士が出てきた!



剣士

やっぱりお前だったのかよ!!



おわり


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] そんな気はした
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ