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チャイムが鳴る

作者: 朱雪藍

なんか最近中学生の方と交流が多く、皆さん詩を書いているようなので僕も昔を思い出して書いてみました。実話っぽいんですけど違います。

チャイムが鳴る

機械的な音が始まりを告げる

起立して 礼をして 着席して

先生を見る 何十もの瞳

チョークは楽しそうに黒板とじゃれあっている

ペンも楽しそうにノートとじゃれあっている

みんな忙しく顔を動かしては

手を動かしてノートと遊ぶ

まだ柔らかいままの「情報」を

一生懸命守ろうとする

まだ新しいだけの「知識」を

忘れてしまわないように

けれども僕は 上の空

視線は僕だけ別の場所

一番前の君に向く

先生を見る君の瞳

その先に映るのが

僕だったらいい


チャイムが鳴る

機械的な音が終わりを告げる

起立して 礼をして 着席して

振り向いた君の視線の先に

僕が映ってくれればいい

こんな恋はしたことがないし、されたことも無い(´;ω;`)

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― 新着の感想 ―
[良い点] 自分の気持ちを口にすることができなくて、秘かに恋こがれている情景を描いたこの詞はとても良いですね! [一言] 次作に期待! です。
[良い点] 初々しい感じが素直にあらわされてて、とてもいいと思います。
[一言] ドキドキしましたが、最後の、作者であろう泣き顔が( ;∀;) 悲しい!
2019/01/28 17:23 退会済み
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