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三桝隆一 詩集  作者: 三桝 隆一
9/12

09

点という一瞬


そこはかとない連続


ストロボ写し出す一瞬の闇は


心の闇の内側 描き出す一瞬の光


事実 見えない音は 心の内側で


まどろみ ぬかるんだ道 すり抜け

イメージを残し


光の差す方向に ある一つの鏡を写し出す


箱の中のそれは ただ一点の出口の為に


何百回もの 光の反射を利用する


その闇に打ち勝つのだ


その光を超えるのだ


速度という限界はないのと同じように


その 一瞬を またたくのだ


空を仰ぎ 見る群れは


点という 自身を 線に保ち


気持ちの無い空を 彩る


そう気持ちでだ


みえない音は歌い


届かない音を聞き


全てを繋いでいく


何万光年続けられた それは


息づく 今を彩る


さいはてのない航海を


道しるべとなる光と闇よ


どうして?


どれくらい?


誰と供に?


どこに向かって?


頭をよぎる無数の疑問に


いったい 解決という名の銀河の果てが


あるのなら


この空に気持ちがない答えなのかも


分からないこの...

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