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三桝隆一 詩集  作者: 三桝 隆一
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02

[味方とは誰か?] スピリタス 滴る氷に むせ返る店内 肩から上がる蒸気 ヒト殺しと呼ばれるショットバー 公園にも、似たショットバー 社会 空間 それは、あの移動する箱の値段が示した それだけの差 ヒト殺しは加速する 知多 混ざるスピリタス 炭酸 脳を駆け巡るガス 起こったのだ あのとき もう、アルコールで死にはしまい ショットバーの踏み絵 バーテンはいつも 客の味方だ 客に礼節がある限り カラスの起床とバーテンの店じまい 給料ではない 時間の底の仕事 街々の人はバーを知らない それは、街々の時間の底を示す 電車の止まるあのとき バスの終わるあのとき バーテンはいつも想う 今日のミッション 雨の日のそれ 客次第なんかじゃない 稼働しているのだ 社会の一端で 口々に喋るバーの噂は尽きない その二つの意味で人をも繋ぐ

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