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謎のイケメンマイケルについて

作者: 卵焼き

マイケル君という真面目で規律のある生徒は

今日も先生から期待のまなざしを受けていた。

寒い時に限ってなぜか半そで短パンという格好をとる少年マイケル


彼は今日も半そで短パンだ。


「マイケル君。なんでこんな寒い日に短パンなんだい?」


「昨日買ってきた靴が新品だったからさ」


こうしていつもはぐらかされる。


今日も聞いてみよう。


「マイケル君。さすがにパンツがみえるほどの短い短パンはみっともないよ」


「短い短パンって意味かぶってるよ」


マイケル君はたまにめんどくさい。


「そんなマイケル君に朗報です」


「先生!なんですか!」


「明日から学校に暖房が入ります」


「うぉぉぉ。おぞましい」


マイケル君は夏場の暖かい日は着ぐるみのような格好をしてくるので、暑苦しい。


でも、こんな寒い日は短パンなのでみているこっちも寒い。


だから外が寒いのに、学校の中が暖かい場合はどうなるのか。


全校生徒が注目した。


「マイケル君!!!」


「先生は喜んだ」


なんとこんな寒い日に着ぐるみのような格好でしっかりと防寒をしているマイケル君がいた。


しかし、みんなは気が付いてしまった。


「先生!マイケル君がいつも通り半そで短パンで登校して

教室に入る前に更衣室で防寒対策してました!

彼は本気です!」


何が本気なのかよくわからないが、マイケル君は本気らしい。


「先生!教室は暖かいですか?」


マイケル君はそこが気になるようだ。


「マイケル君、君の頑張りは認めるから、ちゃんとした服装になって」


先生は何か悲しい目でマイケル君をみた。


マイケル君も考えた。


「どん、まいける♪」


その瞬間。彼の防寒対策に全生徒が納得した。

マイケル君の落第は近い

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