アドヴァンティアへようこそ
前書きの使い方を知らないくらいの初心者制作です。
小説もこれが初めてしっかり作ったような感じなので至らない点あればよろしくお願いします……
…森の木漏れ日が私の目に刺す。
気が付いたら知らない何処かの森に居た。
ああ、久々に心地の良い夢。
悪夢に悩まされていた私は心地良さのあまり、目を瞑った。
『おいこらまて、寝るんじゃない』
声に振り返るとそこにはキラキラ光る銀髪の……
「エルフ?」
『違う、長耳族だ、間違えるな』
彼女はそういうと手を差し出した。
『いつまでも寝っ転がってるつもりか?この森だって油断したら死ぬんだからな』
その手を掴んで、再度彼女を見る。
尖った横に長い耳、長くキラキラした銀髪、機能性を重視したような民族的な衣服、腰にナイフのようなものと背中に弓と矢筒…?
「エルフ?」
『長耳族だっての、はぁ…これだから異邦人は』
「異邦人?」
『違うのか?ここで見慣れない服装だからな、まぁそれはいい、武器も持ってないように見えるが…ここになにしに?』
「…目を覚ましたらここだった」
『…ほう、異邦人じゃなく異世界人だったか?』
「異世界人?」
『そうだな……''日本''について知ってるか?』
「私が…というかここの事じゃ?」
『あー理解した、村を案内する、詳しくはそこで話そう。』
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少し歩いた先に、木で作られた門と、柵で囲まれた村があり、入った矢先にカフェっぽい場所に連れてかれた。
『ふむ……本当に異世界人っぽいな』
「かもしれないです。」
『かもじゃなくて異世界人だよ君は』
そう言いながら、湯気の出てる黒い液体を揺らす
『…気になるか?ただのコーヒーだよ、君らがよく知ってるんじゃないか?』
「コーヒーあまり飲まないんですよね」
『そうか…美味しいのに、あぁ自己紹介を忘れていた、冒険の国、アドヴァンティアのA級冒険者、名前をエリスと言う』
「エリスさん」
『おぉ…さん付けか、中々照れるな、で君は?』
「私は…誰なんですかね…」
『あぁ…まぁ仕方ないな、転移したては記憶障害があるらしいし、思い出したらでいい』
「なんというか…異世界人?によく詳しいですね」
『まぁこれでも色々な事を観てきたからな、10数年、真面目に冒険者をやっていればこれぐらいはな。』
「こういう異世界人って多いんですか?」
『ふーむ、人生で6人目かな、君で、と言っても私は元々魔素や魔力が知覚し易いから、そういう君達の''乱れ''を覗きに行ってるからだろうけど』
「そんなものですか…あ、ありがとうございます」
テーブルに、紅茶の様な匂いのする飲み物が置かれる。
『なにを考えているか知らんがただの紅茶だぞ、安心して飲め』
「見透かされてる…」
『冒険者だからな』
「冒険者…」
一口飲むと、夢見心地だったふわふわした気持ちが一気に収まる。
「…私っ、私はここでっ、ここでどうすればっ…」
『あ、あぁえっと…な、泣かないでくれ、えっあっ』
現実が一気に襲いかかる
『あっ安心しろ!そういう君達みたいな異世界人に色々教えるのも私の仕事だ、少なからず君が生きていけるレベルまで…な?だから…あぁ…いや無理もないな…』
「すっ…うっぐっ、ぐすっすみません…」
『あーいや、良かった、君があまりにも能天気な訳じゃなかったのか』
「…ぐすっ」
『…すまない、あまり良くなかったなこの発言は』
「…お金支払えないです…紅茶代…」
『いや、分かってるから大丈夫、奢りでいいから、な?気にするな』
「…すみません…」
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『落ち着いたか?』
「すみません、ありがとうございます。」
『美味しいだろ、これ』
「美味しいです」
あれからタルトタタンらしきものを頼み、2つに分けて皿に分けてもらった。
『タルトタタン知ってるのか?』
「あ、やっぱタルトタタンなんですねこれ」
『ん、美味いだろ。これ』
「そういえば店員さんの言葉が聴き取れないんですが…」
『無理もないだろ、日本語じゃないしな』
「あ、これやっぱ日本語なんですね」
『いや、翻訳の魔法を介してるだけだ』
「…???」
『まぁそこら辺はおいおい説明するさ』
「ありがとうございます…」
『…よし、食べ終わったら冒険者ギルド行くぞ』
「冒険者ギルド?」
『聞いた事ないか?多分アニメや漫画で知ってる物だと思うが』
「アニメや漫画知ってるんですか!?」
『私は知らないよ、そっちの技術としてあるのは知ってるが…』
「なるほど…」
『まぁ大体理解している通りだと思うぞ』
□■□■□■
そんなこんなでカフェを出て冒険者ギルドに向かっていると、あらゆる建物が木造で出来ていることに気が付いた。
『木造建築がそんなに不思議か?』
「いやそういう訳じゃなく…いや、え?なんで分かったんですか?」
『冒険者の感』
「感かぁ…でも異世界と言えば西洋風というか……所謂石造りとかレンガとか……」
『土地によるんじゃないか?それは、ここでは石並に硬い木がよく手に入るしな、うん』
「え…なにそれこわい」
『無論燃えもしない』
「え、こわい」
『まぁ、後はここがエルフが住んでいたからってのもあるだろうな』
「エルフは居るんですね」
『エルフの子孫が長耳族だ、なんとなくわかるだろ?』
「あ、じゃ見かけるみみが長い人はエルフじゃ」
『ないな』
「そうなんですね……エルフは居ないんですか?」
『居るには居るが……まぁ他種族より長寿の代わりに繁殖能力が乏しい、それに加え長年生きていれば世界に慣れてしまうからな』
「つまり?」
『欲求が薄まるって事だよ』
「なるほど……」
『あとエルフは今長耳族に保護される形で捕まるからな』
「うわぁ、大変ですね……」
『ちなみにエルフと人間のハーフは長耳族ではなく、ハーフエルフだ。こちらも保護対象』
「なるほど……あっ長耳族とエルフのハーフは?」
『あー…ハーフエルフだな』
「なるほど……」
『種族について説明するか?どうせなら』
「いいんですか!?」
『いや、まぁどちらにしろきみが独り立ちするには教えなきゃならないしな色々……よし、着いたぞ』
「……ここが……ここが!?」
そこには世界樹のようなとてつもなく巨大な木に門のような巨大な扉があった。
『ここが、冒険者ギルドだ』
「いや、いやいやいや!!!デカすぎませんか!?」
『確かに他の国じゃ君が思ってるようなギルドだろうな、言うのを忘れていた、ようこそ冒険の国、アドヴァンティアへ』
後書きも使い方分かりません。
まぁあの、不定期更新にはなりますがゆっくり行き当たりばったりと頑張ります……!




