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第8話

「そうだな、たまには行くか」

俺は3人に聞いてみる。

「もう少し上の奴ら相手だったから、今回は少し物足りなく思うかもしれんが、構わないか」

「当然。少しぐらい動いていないと、体が硬くなっちゃう」

イシーラが座ったまま体を前後左右へと揺すり、軽くストレッチをしてみせた。

弓兵であるが、遠くからでも的を射抜けるように、筋肉はかなりついている。

華奢に見えて、その実、その辺りの男よりも力が強いだろう。

「じゃあ決まりだな。準備をしてさっさと向かおう。いざ行かん、モンスター討伐へ」

乾杯、とクラートゥスのコップで乾杯を交わした。

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