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第56話
図書館から出て俺はようやくトールムらと合流することにした。歩きつつ、周りを見回してみる。この光景も見慣れたものではあるが、それもこれも先人たちがたくさんのモノを作ってきてくれていたおかげだ。ギルドだって酒屋ギルドが源流ではあるが、それも冒険者ギルドとして成立するに長い年月がかかっている。それもありがたいことだ。ただ、まだ疑問が残っているのは間違いがない。魔物が自然発生することは多少はあり得るだろう。だが、ここまで高頻度に起こることはあり得るのだろうか。それについては図書館には資料はなかったがヒントはあった。波があるということは、何かしらのきっかけがあるのだろう。それが何かはまだわからないけど。




