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第46話
本屋は酒屋の近くにある。
ちょうど歩いている間に、本屋があるから、そこで確認をしようということになったわけだ。
てくてく歩いていくと、本屋がまず目に入った。
「お、あったな」
俺を先頭にして集団でがやがやと本屋に入る。
活版印刷ができてから100年以上。
本は市場に多く流通していた。
特に多いのは、魔術やギルドといったものの解説本、初心者向けの本ということだ。
それから、よく読まれるのは知識層や上流階級向けの本、子供向けの本と続く。
ただ、まだ本屋と呼ばれるような店は大規模な都市にようやく1店舗あるかどうかぐらいなものだ。
本だって高級品の域をまだ出ていないということだ。
ただここは、首都だ。
そんな高級品であっても、十分に購買層は存在する。




