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第42話
手渡した魔物石に対して、しっかりと確認をする。
単なる色付きのガラス石だっていうことだってはるか昔にはあったそうだし、今のシステムが確立する以前には、魔術で無理やり似せたものを提示したという人らもいたそうだ。
だが、これは間違いなく本物だ。
それは俺らがこの手で取って来たものだからという自信もある。
「ありがとうございました。では報酬は指定の管理者へ渡します」
委員は四方からよく観察すること10分間。
ようやくこれが本物だと認めたようだ。
「ありがとうございます。ギルド長は俺ですんで、俺宛でいいですか」
「はい、大丈夫です」
そして所定の書類に名前をサインする。
これでやり取りは終わりだ。




