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クリスマス戦争

作者: 海原 川崎

クリスマスに予定が無いので短編を書きました。

すぐ読めるので面白かったら感想とか言ってもらえるとうれしいです。

何か物足りなかったので少し文を追加しました。

「はい、じゃあ今日は面接に来てもらったわけだけれど。うーん、通り鹿学園か。流石エリート学生だね、面接前のテストは満点だったよ。」自慢の髭を触りながら履歴書を厳しい目で睨んでいる老鹿に対して若い鹿は営業スマイルを保持しながら答えた。

 「ありがとうございます。私はこの仕事にずっと憧れていたので一次審査に合格した時は思わず泣いてしまいました。」

 こうして面接は順調に進んでいく。当たり障りのない会話が二匹の鹿の間で続いていき老鹿は最後の質問を行った。

 「今回のサンタクロースプレゼント宅配部隊は、色々な外敵が居る。そのせいで我々の仲間の数々は無残な死を遂げている。君もその一員になる覚悟が出来ているのか?」老鹿は面接が始まってから初めて彼の顔をじっと睨んだ。

 「ええ、応募をする前から覚悟はしています。」若鹿は営業スマイルを時真面目な表情になると強い意思を込めて言った。

 


 12月25日。イエス・キリストの誕生日なのだが、この日。イエス・キリストの生誕祭よりも日本人の子供にとっては重要な出来事が有る。

 全身を服の端部を白い何かで固めている赤い衣装と、先端に白い綿が付いている真っ赤な帽子で覆われている長い白ひげを生やした老人。サンタクロースというのだが、この老人何故か『良い子供限定でプレゼントを配る』という端から見たら変人、もしくは金持ちの道楽としか思えない行動を行うことによって世界中の子供達から人気を得ている者である。

 『子供達にプレゼント』である。それは大喜びであろう。おもちゃをお願いする子供、ゲーム機をお願いする子供。色々な子供が居る。そのような願いを叶える為にサンタクロースは25日であるクリスマスの前日、24日。クリスマス・イブと呼ばれる日の夜に子供達にプレゼントをばらまいているのである。

 ばらまくために必要なのが大きなソリと鹿、鹿がソリを引っ張ることによってサンタクロースは力を発揮して子供達にプレゼントを配る事ができるのである。

 だが、人間が増え過ぎてしまった今、サンタクロースも1人では全員に配ることができなくなりサンタクロース部隊と呼ばれる組織になった。

 この日本という国は日本支部のサンタクロースが殆どの親に指示を出しプレゼントを子供に配る手伝いをしてもらう。

 だが残念なことに中には配れない子供も居る。これは単にその子供が悪い子供ということではなく、その家族がお金に困っている場合発生する。

 子供にプレゼントを渡すことによりサンタ税と呼ばれる物が発生してしまい、国に税金を余分に払わなければならないのである。国の偉い人が決めてしまったのだから仕方がない。

 サンタ税を払うのが厳しいという子供にはプレゼントを渡すことが出来ない。昔の様な善意ではなくサンタはビジネスで成り立っているからである。

 玩具会社はサンタに商品を無償で渡す代わりに宣伝効果を得る。

 サンタはそれを配り、サンタ税の一部を使用して経済を回している。

 これがクリスマスというイベントの概要である。

 そしてクリスマス・イブの夜にサンタ部隊は子供達にプレゼントを運ぶのである。


だが近年、このサンタクロースを倒そうという人間が増えてきている。

不平等を呪ってからか、ただ単に大人になってしまったせいでプレゼントを貰えない立場になった人間の嫉妬心かはわからないが、24日の夜になると、サンタを殺害しようとする人間達がソリに乗っかっているサンタを殺そうとするのである。

その攻撃が鹿に当り、死んでいく。

これが別名クリスマス戦争というものである。

これによって鹿達は恐怖してしまい、サンタのソリを引く鹿、通称『サンタ鹿』をやる鹿が減っているのである。

なので、ほぼ強制的に成人を超えるとサンタ鹿を殆どの鹿はやらされる。

だが、極稀に成人前、成人後に何度もこの戦いに参加しようとする鹿が居るのである。

これが先程行われていた鹿面接の全容だ。

自主的に参加した場合では給料が発生するためそれを目的でこの仕事を行う者も居るが、先程面接を行っていた鹿は別の目的でこの仕事を志願していた。

彼の両親である鹿はサンタ鹿業界では有名な鹿であった。

人間達の視界が捉えられないスピードで走る『赤鼻のジョニー』。

ジョニーを狙う人間の戦意を喪失させてきた『ヒューマン刈りのメリー』。

この二匹から生まれた彼は去年クリスマス・イブに殺された両親の敵討ちの為に今年のサンタ鹿を立候補したのである。


そうして日は進み、例の日がきてしまった。

12月24日。クリスマス・イブ。子供達は知らないが読者を含め大人の方々なら知っているであろう。

もしかしたらあの戦いに参加した人も居るのかもしれない。

だが、今回は鹿達に取材を行ってこの話を書いているので参加者の心境などは書かない。

今年もサンタ狩りの日が来た。

鹿達の話が聞こえる。

「おい、聞いたかよ。奈良公園のせんべい様。この戦いを止めようと国を説得しようとしたらしいぜ。」その言葉に対して別の鹿は笑う。

「おいおい、あの婆様よくやるな。その情報が本当なら敵として今日襲いかかっては来ないんだな。」わざとらしく鹿はホッとため息をついた後言った。

「あの婆様と鹿の間で決まっている鹿せんべい協定を破った鹿の最後を知っているか?」別の鹿が話に入り込んで質問をしてきた。

「あぁ、それを知らない鹿なんて居ないだろう。せんべい様の力で消えてしまったあの鹿の話だろう。日本の鹿なら皆知っているぜ。」と鹿同士のもうすぐ起こる戦いから目を反らす為の会話は続いていく。

「そういえばよ。知っているか?赤鼻のジョニーの話をよ?」別の鹿が言う。

「おいおい、ジョニーとメリーは去年のあの戦いで奴らに殺されたはずだろ。生きる伝説が消えたんだぜ。忘れるわけがないだろうし、もう居ない鹿を思い出しても悲しくなるだけだ。」

「そのジョニーとメリーの子供が今回参加しているって話だ。」その言葉に辺りに居た鹿達は思わず目を丸くした。

「おいおいおいおい。伝説の鹿の子供だって?なんでお前がそんな事を知っているんだ?」

「知り合いがそいつの面接を行ったらしくてよ。プレゼント護衛テスト、対人間攻撃策、適正度、全てが満点だって話だ。」その言葉に再び周りの鹿達は驚く。

「おいおいおいおい。もしかしたら伝説を超えるんじゃねぇか?その鹿様は。」冗談交じりに鹿は言うがその瞳の奥には期待に満ちた感情がうっすらと見える。


「奴ら銃を使い始めたからな。他国では使用されていたらしいがこの国ではこの戦いの為だけに使えるようになったらしい。ふざけやがって。他国の場合は信教心やらのお陰でこんなに激しくないらしいのによ。」愚痴に似た独り言をぼやく鹿に対して別の鹿は答える。

「あぁ、俺は昔別の国に居たんだがよぉ。この国のような大人が子供の幸せを願わずに戦いに参加するなんて事は無かったぜ。もしかしたら俺が参加していた地域が安全だったのかもしれねぇ。だが、この国の大人達は完全にサンタに対する嫉妬心と日々の鬱憤を晴らすために俺達を殺そうとしやがる。これが異常な事だと奴ら気がつかないでいやがるから質が悪い。」そう言って別の鹿も同意した。

「あぁ、奴らの恐ろしい所は次の日になると何事もなかったかのように日々の生活を再開するんだ。前日狂った表情で銃をぶっ放していた人間が美しい笑顔で仕事をしているんだぜ。どうかしているとしか言いようが無いだろう?斧を振り回していた人間も数日後には異性を連れて俺達鹿を可愛がるんだ。全くもってふざけていやがる。お前らの瞳の奥からきったねぇ物が見えているんだよ。って言ってやりてぇぜ。」鹿の言葉に別の鹿も同意をする。

「奴らは子供達の邪魔をする事に対して罪悪感なんて無いからな。かつての自分も子供だったくせに現状を呪いながら俺らにストレスをぶつける。こんな恐ろしい話があるか?」

「静粛に!!」こうして鹿達の不満の言葉が至る所から出て来るが一匹の鹿が現れた事により皆黙った。

皆が黙った事を確認した後一度軽く咳払いをして皺の深い鹿は話をした。

「貴様等はサンタを守り、仕事を成功させる為の兵士だ!!貴様等は汚らしい大人から子供の夢を守る兵士だ!!貴様等は誰一人殺されてはならない兵士だ!!奴らは私達に対して殺意を持って行動してくる!!ならば我々の選択肢は一つだ!!戦争だ!!これは24時間にも満たない戦争なのである!!!貴様等はこの戦争に生き残り、勝利する義務がある!!!貴様等は奴らを蹴り飛ばし子供達の笑顔を奪わんとしている!!貴様等は笑顔を守る戦士だ!!貴様等は笑顔の為に歯を食いしばり奴らと戦わなければならない!!それは苦しい戦いだ!!だが‥。」ここで鹿は一度間を置いてから離しを再開した。

「必ず奴らに勝利し、生き延びるのだ!!!!」その言葉の後に他の鹿達は叫ぶ。

「うぉぉぉぉぉ!!!!!!」覚悟を決めたもの。決意をしたもの。それぞれの思いを込めて鹿達は叫ぶ。

その咆哮が戦いの合図である。鹿達は自分に与えられた場所に移動をし、ソリの前に並ぶ。

白い髭、赤い帽子、赤い衣装。サンタクロースと呼ばれる人間が姿を表しソリに乗っかると鹿達は一歩、一歩と動き出し、段々と速度をあげていく。

そうしてある速度を超えると地面を蹴り上げていた足は離れていき宙に浮かんでいく。

「さぁ、戦の始まりじゃ!!」鋭い眼光でそう言ったサンタは背負っていた白い袋からプレゼントを取り出した。


銃声と大人達の雄叫び、それと獣の咆哮。様々な音はサンタの魔法により子供達には認識出来ないようになっている。

子供達を傷つける行為はこの戦争では禁止されている。もし行った場合は最悪死刑、良くても社会的地位を失う。

ソリが空を走っている時にサンタは魔法をプレゼントに掛けて子供達が居る家に向かわせる。

サンタの投げたプレゼント達は自ら意思を持って子供達の部屋に突っ込んでいく。煙突がなくなった今、窓にプレゼントが触れると原子分解を始め、窓をすり抜け室内に入ると再構成される。

このプレゼント移動時に奴らが銃で撃ち落とすハンマーで思いっ切り叩きつける等妨害行為を行う。それを阻止するのが前方ソリ部隊である。

ソリはある程度空を走り続けるとエネルギーが溜まりサンタ単体が乗っているだけで稼働する。鹿達はソリから離れプレゼントを守るべく敵である大人達に攻撃を開始する。

「死ね!糞鹿共が!!!」大人達は鹿が降りてくるのを待っていたと言わんばかりにナタやハンマー様々な武器を振り回し始める。

「黙れ大人共め!!」鹿達はそれぞれ殺意を持って奴らと戦い傷つく。

またこの日がきてしまった。12月24日。恋人も出来ぬ哀れな存在が妬みと恨みを込めて子供達や鹿に八つ当たりをする日。クリスマス・イブ。

国が認めてしまった事により、過去には恋人達が笑顔で愛を確かめ合っていた日は消え失せ、恋人達は己に被害が来ないように家で怯え、恋人達を妬んで家に居た人々は逆に外でサンタ狩りを行っている。

他国でも行われ始めたサンタ狩りはもはや一国で解決出来る問題ではなくなっている。

クリスマス戦争を承認してしまったのには様々な理由があるが、一番はサンタ税だ。サンタ税によって子供達の笑顔が守られているがこのサンタ税。未婚者も納税の対象になっている。その為各国でデモ活動が行われたりもした。

未婚者を納税の対象外にすればいいと言う案もでた。だが、未婚者がほとんどを占める現状でそんな事を行ったら既婚者に掛かる負担が大きすぎる。

ではそもそもサンタ税をやめれば良いのではと言う考えも出るだろう。その案が出た際再びデモが発生した。

老人達の子供達の夢を壊してはいけないという夢見がちな理由で発生したこのデモでは一部の金持ちも参加しておりサンタ税の問題が簡単に解決出来るものではないと言う事を証明した。

そうして現状維持が続いたままクリスマス戦争は続いているのだ。

また1人と一匹の命が奪われていく。


とある鹿も他の鹿と同じく人間と戦っていた。雄叫びを上げながら突撃する鹿達。銃等の様々な武器を使用しながら殺意を鹿に向ける人々、空中ではプレゼントを放ちながら笑顔で下を眺めているサンタクロース。

様々な声が混じっている中でこの鹿は違和感を覚えていた。

『なぜこんなにも我々は殺意を持って行動しているのであろうか?初参加の私も胸から吹き上がる闘志と人間に対する殺意が沸き上がっている。おかしい。なぜ皆恐怖心を持ち合わせておらず何かが乗り移ったかのように狂った目をしているのか?参加してみて初めてわかった。この戦いは何かが可笑しい。』伝説の鹿と言われたジョニーとメリーの息子である『ルノ』は自分の奥から吹き上がる殺意に困惑しながらそのような事を考えていた。

普通の鹿なら殺意に身を任せて行動していたであろう。だがルノは己の心の中から吹き上がる殺意に対して困惑し抵抗したのだ。


ふと、違和感の正体に気がついた。

上空を浮いたソリに乗った男はにこやかにプレゼントを配り続ける。その視線が家や寝ている子供の方を向いてはおらず争っている大人と鹿の方を向いている。

サンタと呼ばれている男はこのあまりにも醜い争いを見ながら笑顔でいるのだ。

上空を見てさらに発見があった。

数個のプロペラで上空を浮いているドローンが装着されているカメラをこちらに向けてじっと見ているのである。

「戦いを辞めろ!!!!!!!」ルノは叫ぶがその言葉はかき消され血は流れ続けている。

この鹿は気がついてしまったのだ。この争いが上流貴族の娯楽の為にサンタと協力して行われているということ。

サンタの力で人間と鹿の殺意を増大させ子供達を夢の中に連れていく。

そしてその光景を金持ちが見て楽しむ。

だが、一匹気付いた所で何も意味はない。

殺し合いは続いていくのである。

嘆くようにルノの角に付いている形見の鈴が小さく鳴った。


「カンが良い鹿が一匹紛れ込んでいるな。」赤い衣服に包まれた男は下をじっと見ながら呟いた。

このような事が昨年もあったな。前回は夫婦の鹿が私の行いに気が付き抵抗をしていた。

だが、それも無駄に終わり奴らは私の手で殺害した。

奴らの名前は思い出せないが死んだのは確認したはずだからあいつらではない。

私の魔法で殺意を持つことに疑問を感じないようにしているはずなのにあの鹿気が付きやがった。なぜだ?

「やめろ!!!」鹿の声と共に鈴の音が鳴り響き、争いが止んだ。

「なぜ我々は争っているのだ!!我々が敵意を向ける存在は目の前の者では無いだろう!!!」その鹿の言葉で皆は動きを止め鹿の言葉を聞き始めた。

「我々はある者によって煽動されている!!それによってこの無意味な争いが起こっているのだ!!考えてもみろ!!恋人を恨むにしてもこのような野蛮過ぎる行動を皆が何故行っている!!ここまで大多数の命が失われているのに、何故国は対策をせずに争うことを容認した!?全て金持ちとサンタの陰謀だ!!奴らは我々の争いを安全な所で見て楽しんでいる!!上を見ろ!!」この言葉に従って鹿や人間は上を見るとカメラが付いたドローンが頭上を飛んでいた。

「あれが証拠だ!!あのカメラによって金持ちは我々が戦っている様を見て楽しんでいる!!巨額な金が裏で動いているからこそこの争いはサンタによって煽動され、金持ちはこの醜い争いを見て楽しんで‥。」言葉を言っている途中で破裂音が響いた。

「ギャーギャー煩いなぁ、鹿ァ。駒の一匹が私に逆らうんじゃあないよ。」赤い服に包まれた男は空中に浮かんでいるソリに乗っかりながら、手に持っている拳銃を鹿に向けて撃つと言った。

「その鈴が糞鹿と共鳴して魔法を消しているんだろう?なぁ?そうだろ?鹿よ、死ねよ。」そう言ってもう一発鉛玉が撃ち込まれる。

ルノの体を貫いた鉛玉は体内に留まり寿命を刻一刻と縮め始めている。

吐く息も段々と荒くなり、顔色も薄くなっていき、息絶えた。

「さて、君達。我々の為に戦いを再開してくれるね?」

ルノが息を引き取ったのと同時に先程まで静かにしていた鹿や人間達に再び形容しがたい殺意が湧き上がってきて争いが再開された。

叫び声と絶えていく生命。ルノの言葉など皆忘れて血が流れ始める。

こうして今年も戦争は行われた。

『今年も愉快なクリスマスだ。』映像越しで見ていた金持ち達は先程の出来事に冷や汗を流していたが、サンタの魔法が効いたとわかると余裕の有る表情に戻り酒を飲みながら映像を笑いながら眺めた。


ルノの言葉はサンタや金持ちによってかき消された。

だが、今年の争いに関して映像を録画していたのはサンタだけではない。

もう一人居たのである。

鹿せんべいを売っている婆はこの日何も出来ない自分にも何か出来ないかと、戦いの一部をビデオカメラで撮っていた。

今年の争いは止められなかった。ならば来年の戦争をどうにか無くす方法は無いかと録画をしていたのである。

この録画内容の中にルノの演説に似た説得の音も入っていた。

サンタや金持ちが消し去った数秒間の演説。これを見つけた婆はネット世界に動画を公開しすぐさま拡散されていった。

貧乏人達や鹿もこの動画を閲覧した事によってサンタに掛けられていた魔法が解かれてしまい、全てを知った人々は憎しみを金持ちとサンタに向け暴力を開始。

逃げ惑う金持ち、狂った顔で殺す事を正しいと思いこんでいる人間。

結果的に戦争は無くならず対象が恋人達から金持ちに移っただけである。

この争いは12月24日だけでなく日々行われる様になっていった。

税などという概念はなくなり、働くという行為が無くなり、只殺すという殺意だけが残ったこの国は日々の争いが絶えなくなってしまいやがて滅びた。



毎回ですがどうしてこうなった‥。


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