(祭りの町)毎日が祭り
「この町では毎日神様に何かの命を生贄にするという習慣があるんだ。」
「生贄、ですか?「ずいぶんあれな話だね」」
「そうだ。その神様というのがこの国の建国の神で、生贄にしないとものすごい罰があたるといわれている。」
ここまで聞いて僕はだいたい納得した
「だから生贄に。。一つ聞いていいですか?」「あぁいいよ」
「生贄というのは命だと言いましたよね?人じゃなくてもいいんですか?」
巡は一瞬顔を曇らせて、言う。
「昔は家畜でもよかったんだ。だが最近町長が神のお告げを聞いたとかで・・
”生贄には人を捧げよとのことだ”と・・・」
「なるほど・・それでなんでひとびとはあんなに騒いでるのですか?」
気になるのはそこだった。
ここまでならあんな風に騒ぐ要素はまったくない。
「人々は生贄になることをとても光栄だと思ってるのだよ。だから
うらやましいだとかなんだとか騒いでるのさ。気ちがいだろ?」
「あなたはそういう人達とは違うのですか?」
「あぁちがうさ、こんなしきたりはいらないとおもってる・・・おっと、、あんましゃべるとだめなんだ。」
巡はあわてて口をふさいだ。
どうもあまりしきたりに関しての不満を言ってはいけないらしい
「お話ありがとうございました。とても興味深かったです。」
僕はぺこりとお辞儀をし、礼をいった。
「なぁ、あんたらこのしきたりをどうにかしてくれよ。」
「それはできません。僕らは旅人。ただ通りすぎるだけの人間ですから勝手にしきたりに干渉してはいけませんし。」
巡は残念そうにうつむいた。
そうだよなとつぶやきながら町に入って行った。
「じゃぁ、僕らはそろそろ行こっか。」
「そうだね。なんか小説の案は浮かんだの?」
「まだだね。もっといろんな町や国を見て回らなきゃ」
「そうだね。じゃぁ行こうか」
僕は自転車のストッパーを上げ、念力をそそいで走りだした。
次の町に向けて。
おもったけどこの小説って
会話多いですね
描写が少ない気がします
今の小説は逆なんですけどね
描写等が多く、会話が少ないという
どっちもどっちですよね
会話は少なかったらだめだけど
描写もしっかりしてなきゃだし
今後の為になりますね
過去の作品みるとここがどうとかがよくわかります
では、今後も科学と意識や世界ってすばらしいのかなぁ?
そして新作にも期待を