(機械の国)人間
「誰だ!?」
「すいません。僕たちはあやしいものではなく、旅の者でして・・・
誰かいないのかなぁーって思ったら開いていたので・・」
「・・・そうか、ならいいんだ。」
僕の後ろに黒い服を着た男が立っていた。
男の形相はすごくこわばっていて、どこか様子が変。
「どうかしたんですか?それと、あなたはここの住人ですか?」
「あ、はい。そうですけど…?」
「では、何故こんな食べかけのまま放置しているんですか?」
「もったいないよね」
「そういう問題じゃなくてさ」
男は常に落ち着かない様子だ。
僕は自転車に腰かけて、男に質問を浴びせる
「それは…おれはもうここを出て行こうとしてたんだ。食べている時に思いついてね。
…というよりはぁ、限界が来た。と言う方がいいかな」
「どういうことです?限界が来たとは…」
「ここには機械ばっかりしかいないだろう?」
「はい、でも郊外には人がいると聞きました。」
その通り。
まぁ聞いたというよりは、読んだ。
のだけれど
「そう。郊外には人がいる。ただ…それももうおれだけさ」
「あの、よろしければ何があったのか教えてもらえません?」
「あぁ、いいよ。あれは…
雪の降る寒い朝のことだった…」
はいw
なにがあったんでしょうねー
っとw
いいませんよww←